【フランス軍レーション】世界の戦闘糧食を「実食」しよう! PART3

【アメリカ軍MREレーション】世界の戦闘糧食を「実験」しよう! PART1

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【イギリス軍24時間レーション】世界の戦闘糧食を「実食」しよう! PART2

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【イタリア軍レーション】世界の戦闘糧食を「実食」しよう! PART4

2018.10.10
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世界の戦闘糧食を「実食」しよう!【フランス軍編】

本レポートは、MOMCOMのEC担当部が、実際にその国の軍で食料として使われている、いわゆる「ミリ飯=戦闘糧食(レーション)」の感想をお届けするものです。

第3回目はフランス軍の戦闘糧食です。(※参考動画は、記事の最後でご紹介してます。)

「フランス料理=高級、おいしい」といったイメージがありますよね。

結論から申し上げると、各国のレーション(戦闘糧食)を食べ比べした結果、フランス軍のレーションが一番美味しかったです。

そんな一流のフランスレーションだからこそ、記事最後に(おこがましくも)ズバッと鋭い意見を書きました。

まずは、フランス軍の人々は実際にはどのようなものを何を食べているのかを見てみましょう。早速開封。

 

やっぱり大きく「転売禁止」と書かれていた

イギリス軍のレーションにも「Not for resell」と印刷されていますが、フランスのレーションも例外ではありません。

箱の中には、

  • 3食分(朝・昼・晩)
  • おやつ

が合わさった、24時間分の食料が入っていました。

中身: じゃがいもと豚肉のチーズかけ/ポークサラダ/イノシシ肉のパテ/コーンスープ/カスタードプリン/塩味ビスケット/甘味ビスケット/コーヒー/紅茶/チョコレート/キャラメル/ヌガーバー/フルーツ・ジェリーバー/エナジーバー/ミューズリー・バー/電解質ドリンク/チョコレートバー/ジャム/塩/胡椒/砂糖/脱脂粉乳/ティッシュ/マッチ/浄水剤/ストーブ/固形燃料/ゴミ袋/カトラリー

ところで、フランスにはムスリム(イスラム教徒)が多いのをご存知ですか?

フランス軍に従軍するアフリカ系の兵士

フランス軍はムスリム(イスラム教徒)への配慮も欠かしません。

今回は通常用レーションですが、14あるメニューのうち、半分は「Without Pork」、つまり豚を使用していないメニューなのです。

フランスのイメージは美食や芸術が先行しがちだが実は・・・

フランスと聞くと、彼らが緻密に実行したブランド戦略の影響で、美食や芸術を思い浮かべる人も多いはず。

一方で、実はフランスほど戦争とのかかわりが強い国はありません。

フランスは液状の固形物を長期的に保存する技術を世界で初めて「軍事目的に」開発した国で、その立役者がナポレオンなのです。

あなたのキッチンのシンクの下にある、缶詰や瓶詰は戦闘糧食(レーション)は、フランスが開発した技術の賜物です。

つまり極端に言ってしまえばレーション無しに近代的な生活は成り立たないのです!

フランス軍のレーションを食べてみよう

  • 1日分レーションは全14種類
  • ムスリム向けの豚無しメニューが半数を占める。
  • フランス軍レーションは美食大国の尊厳を守るためか、他国より先に味覚に焦点を当てており、当たり外れが少ないです。

 

メイン缶+αの味の感想はズバリ、美味い

特に<<牛肉とニンジンのとろとろ煮込み>>は絶品中の絶品で、部活帰りにみんなで缶を突き合った記憶が試食中に蘇った。

<<じゃがいもと豚肉のチーズかけ>><<ポークサラダ(実際は煮物)>>缶詰とは思えない深い味わいと、形良く煮込まれた色鮮やかな具材が目をも楽しませてくれた。

<<イノシシ肉のパテ(塗り物)>>は前菜扱いになっており、やや甘みのついたビスケットとよく合い、あたかもカナッペを口にしているようだった。

<<デザートのカスタードプリン>>もまた絶品で、付属のコーヒー紅茶と共に滑らかな舌触りを楽しめる。

評価:星5つ(満点)+更なる進化を希望する。

仏軍24時間用戦闘糧食(レーション) 星5 ★★★★★

他の欧米系レーションと同様に色々なおやつやアクセサリーが付属しています。

味はさすがフランス。抜群の安定性を誇ります。

苦言を呈すとすれば、10年前に比べて仏軍レーションには以下の2点の面で余裕がなくなった」ことが悲しいですね。

惜しい点①:仏軍レーションから芸術性が失われた

キャラメルの硬さが石からグミになったのは良い。

ですが、10年前の仏軍レーションには余裕があったんですよね。

例えば、当時はビニールではなく紙で包装された角砂糖が入っていて、包装紙にネコの抽象画や風景画がカラー印刷されていましたし、その他の小物にすら何かしらの彩色が施されていました。

80年代の旧式タイプにしても、シャネルの5番にそっくりの瓶に封入されたアルコール(恐らくブランデー)や、小洒落た包装の紙タバコ(1日分で一箱用意されていた・クラッカーに臭いが移る)など遊びがありました。

レーションそのものの価値としては贅肉をそぎ落とす作業に過ぎないのでしょうが、当時の箱を開けた瞬間に目に飛び込む、まるでおとぎ話の国の光景を想起させる鮮やかさが今の仏軍レーションには無くなってしまったのです(悲)。

MOMCOM
機能性ではなく「文化とはこういうもんなんだ!」とう雰囲気を前面に押し出していた風潮は、予算削減の波に消えてしまったんでしょうか。

惜しい点②:仏軍レーションは、サイズが一回り小さくなった

1日分レーションの他に、訓練用の1食分の物もありますが、そちらも簡素な造りになってしまった挙句、内容物の大幅なリストラで箱が1まわり以上も小さくなってしまいました。

まとめ:フランス軍レーションは美味しい(星5つ)。雰囲気もOK。ただ「フランスらしさ」を取り戻してくれれば120点

ミリ飯(戦闘糧食)レーションの予算削減だけは各国足並みを揃えており、寒冷地での運用に耐えうる1日分9000kcalものカロリーを誇ったノルウェー軍レーションは姿を消しました。

また、メイン料理の納入先をドイツのメーカーに委託したオランダ軍レーションは、世界有数だった選択肢のバリエーションを失ってしまいました。

MOMCOM
これらを機能性の向上と呼ぶか文化の衰退と呼ぶかは個人の勝手ですが、、年々個性が薄まっていく様子は何か寂しさを覚えますね。手厳しいこと好き勝手書きましたが、味と雰囲気は最高ですので、非日常のグルメということでご家族やご友人とお試しあれ

おまけ:フランス軍レーション実食ビデオ映像はこちら!

ガスマスク装着しながら食べてる、ぽむさんがとても個性的で仕上がっています。

世界一美味しい?フランスレーション!戦闘糧食はこちら(消費期限2019年〜2020年)

次回はフランス軍のレーションに並ぶ、イタリア軍レーション特集です!(超面白いレーションです)

【イタリア軍レーション】世界の戦闘糧食を「実食」しよう! PART4

2018.10.10


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