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先日、ロシアのマクドナルドに行く機会がありました。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]その時に、現地の友人からロシアとマクドナルドに関する小ネタを仕入れたのでご紹介します。[/voice]
マクドナルドには世界各国のご当地メニューがあるのをご存知ですか?
例えば、私たちにとってはお馴染みの、
- ベーコンポテトパイ
- シャカシャカチキン
- てりやきマックバーガー
は日本のご当地メニューです。
ロシアのマクドナルドにも、日本では見たことのない限定メニューがいくつもあります。
私がおすすめする、ロシアの限定メニューをちょっとだけ紹介しますね。
シュリンプフライ:4個168ルーブル(≒330円)
にんじんスティック:44ルーブル(≒90円)
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]マクドナルドでにんじんスティック!? と思いきや、ローカロリーで女性や子供に人気! 友達とおしゃべりしながらつまむのにちょうどいいです。[/voice]
現在はご当地メニューとともにロシアで広く愛されているマクドナルドですが、その歴史は浅く、ロシアで最初にマクドナルドが誕生したのは1990年のことです。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tabihe.jpeg” name=”あなた” type=”l fb”]1990年ってことは・・・ソ連が崩壊したのが1991年だから、崩壊する直前ってこと?[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]そのとおり。アメリカ発祥のマクドナルドは、冷戦のソ連時代にどのようにしてロシア進出を果たしたんだろう?[/voice]
ロシアのマクドナルド1号店オープン当日の衝撃写真がこちら
ソ連初のファストフード店として、
1990年1月31日にモスクワのプーシキン広場にマクドナルドがオープンします。
マクドナルドオープン早朝には、噂を聞きつけた5000人以上の人々が集まり、数時間待ちとなりました。
実は当時、モスクワに誕生したマクドナルドは世界最大規模を誇るものでした。
店舗には700席以上が確保され、レジはなんと27台も稼働したのです。
気になる値段は・・・
当時、人々の平均月給が約150ルーブルだったのに対して、
- ハンバーガー:1.5ルーブル
- ビッグマック:3.75ルーブル
と、かなり良心的な価格設定でした。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]手取りが18万円だとすると、ハンバーガー1個が180円くらいの感覚ですね。[/voice]
そのためか、オープンから数日は若者から家族連れまで大勢の人がつめかけ、モスクワ全体がお祭り騒ぎとなったのでした。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]列で並んでいる人たちに記念フラッグが配られます[/voice]
こんなに巨大な店舗を作るのにいったい何年かかったことか・・・
と思いきや、実は工場建設に着工してから、ものの1~2年で開店までこぎつけたというのですから驚きです。
モスクワマクドナルド1号店ができるまで
1989年:まず工場を作ります
店舗建設の前に、まず工場を作るところから始まりました。
工場を急ピッチで完成させてから、いよいよマクドナルド店舗の建設に入ります。
マクドナルド本社のマネージャーがモスクワ視察へ
本社のマネージャーが、店舗視察にわざわざモスクワへ訪れています。
アルバイト店員には35,000人が応募!
そのうち約600人が正式採用されました。なんと倍率58倍です。
採用された600人は、開店までにレジ打ちや商品知識などの研修をしっかりと受けます。
1990年:モスクワ1号店が誕生
マクドナルドのロシア進出には政府当局も大きな関心を示しており、オープン初日の朝にはあのエリツィンが直々にスタッフの激励をしました。
マクドナルドは、ロシア経済を回すための新たな原動力として注目されていたのです。
まとめ
- マクドナルドのモスクワ1号店のオープンは、600人のスタッフとともに5000人以上のお客さんを出迎える大盛況ぶり
- ソ連崩壊直前のロシア経済を救う新勢力として政府も大注目
- いまも、マクドナルドはロシアで多くの人々に愛されている
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]ぜひ、モスクワ旅行の際はにんじんスティックを食べてみてね[/voice]
おまけ:オープニングセレモニーの動画
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]ノリが完全に文化祭のソレです。[/voice]
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