【アメリカが行う経済制裁の黒幕】OFACとは?その特徴と体験談

OFACとは

2月末で某国関連の取引が取り扱い全面停止となるようです。

機密情報なので詳しくは公開しませんが、

今月末に某国(内戦状態にある)にある法人・個人の口座を通じた米ドル決済が、某邦銀で全面停止されるという情報を、メガバンク関係筋から情報入手しました。

ですが「OFACが認めた団体」はその限りではないのをご存知でしょうか?

 

ofacって

出典:wikipedia

OFACとは、Office of Foreign Assets Controlの略語で、米国の財務省外国資産管理室を指します。

あなた
えー、外国資産管理室ってなんだろう。かっこいいけど怖い響き・・・

ユーリ(Yuri)
はい、その通りです。とても怖い組織です。というか米国政府組織は敵対した瞬間勝ち目がありません。

OFACは何をしているのか?

著名なカウンシル(弁護士事務所)「The Fluet Huber + Hoang」のパートナー(組織のトップの階級に当たります)がOFACについて解説した動画を発見しましたので載せておきます。

英語での解説となりますので一応、他の情報源からも集めたポイント下記し、「OFACとは何か?」を解説します。

  • OFACは、米国財務省に属するfinancial intelligence and enforcement に関する組織。
  • OFACは、米国政府の脅威になると見なされる団体・個人(テロリストなど)に対して制裁を加える役割を担っている。
  • よくOFACは「最も強烈だが、あまり知られていない政府機関」と形容される
  • OFACの規定は明文化されたものではない
  • OFACの規定に違反したくなければ International Party Questionnairesを使用し、Anti-Corruption Certificates(反腐敗防止証明)に署名を行ってから経済活動を行うこと

つまり、OFACが「ダメです」とみなした団体や個人に対しては制裁が加えられるということです。なぜなら制裁を加えるのに、決められた杓子定規なルールはないからです。

実は、私が貿易会社と情報機関で勤務していたときにも、このプロセスを経験しました。

特に海外に子会社や、合弁会社(JointVenture=ジョイントベンチャー)を設立するときに、現地の会社法、税法諸々を調査するために起用する弁護士事務所やアドバイザリー(アドバイスをくれる情報機関です)に対して、こうしたアンケートや、反腐敗防止の宣誓書に必ずサインし、相手にもサインを求めていました。

これのプロセスを抜かして適当にビジネスなんて行ってると・・・ある日本当にOFACやその他の米国政府機関から目をつけられて(向こうから名指しでコンタクトがきます)、、、、何年間に渡って捜査の協力に膨大なエネルギーを費やさねばならなかったケースなど、ざらにあります。

自分が関係してきた団体を持ち上げるわけではありませんが、こういう政府系インテリジェンス機関の調査力を舐めて悪事を働いていると、何十倍何百倍ものしっぺ返しを食らうことになります。

それほどまでに彼らの捜査力・情報網は強力である。とだけ言っておきます。

※捜査協力に非積極的な態度を見せていると、見せしめに巨額の罰金を支払わされるケースは結構あります。例えば日本のとある巨大総合商社は、不正な経済活動を行ったとして数逆億円単位の罰金を食らっている実例があります。

ちなみにOFACが登場している最近のニュースはこんなものがあります。

北朝鮮との関与を否定 ラトビアのABLV銀行

北朝鮮のマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとの疑いが浮上しているラトビア3位のABLV銀行の幹部は19日、「いかなる違法活動にも加わっていない。(国連による対北朝鮮の)制裁違反はない」と述べ、疑惑を否定した。ロイター通信が伝えた。

米財務省がABLVと北朝鮮の不正取引を指摘して以降、約6億ユーロ(約800億円)の預金が流出したことも明らかにした。欧州中央銀行(ECB)はABLVの資金繰り悪化を受け、全ての支払いを停止させている。(共同)

引用:http://www.sankei.com/economy/news/180220/ecn1802200017-n1.html

 

欧州中央銀行(ECB)は19日、ラトビアのABLV銀行に対し、全ての支払いを停止させたと発表した。ラトビアの金融規制当局に停止措置を要請した。米財務省は13日、ABLVが北朝鮮のマネーロンダリング(資金洗浄)に関与していたと指摘。急速に資金繰りが悪化していた。

ABLV銀行はラトビア第3位の銀行。

欧州メディアによると、ラトビア反汚職当局は17日、同国中央銀行のリムシェービッチ総裁を一時拘束した。当局は19日、10万ユーロ(約1300万円)相当の賄賂を要求した疑いがあるためと説明した。ABLVとの関連は不明。リムシェービッチ氏はECBの理事会メンバーでもある。

米財務省は13日、ABLVが北朝鮮の弾道ミサイルと関わりを持つ顧客の不正取引に関与していたとして制裁措置を発表した。

引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO / 27111100Z10C18A2FF2000

今後もこうした、ディープな業界ネタを投稿していこうと思います。

ではまた次回お楽しみに〜。

追伸1:三菱東京UFJ銀行の「米国OFAC規制に関する留意点について」も掲載しておきます。

http://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/soukin/OFAC_ryui.htmlより引用

 

追伸2:OFAC「Office of Foreign Assets Control米国の財務省外国資産管理室」 の公式サイトは

こちらからどうぞ

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【略歴】貿易会社、情報機関で長く働いていました。
【興味関心】テクノロジー/金融/軍事/宗教心理学/マーケティングです。
【運用言語】多言語対応(メインは日・英・露+αで数ヶ国語)
【ひとこと】現在は本業の他にMOMCOMのアドバイザリーを兼任しています。