自衛隊のトレーニングは意外と効果的!
陸上自衛隊小平駐屯地(東京)の隊員らが日米交流プログラムの一環としてキャンプ富士を訪れ、早朝から同基地に駐留する海兵隊員らに加わり、朝のトレーニングに参加しました。 https://t.co/V07MXisK37 pic.twitter.com/4lEcacYRau
— 在日米海兵隊 (@mcipacpao) 21 octobre 2019
一般的に自衛隊のイメージとして精神論や根性論といった効率よりも古くからの 伝統に則って体を鍛えているイメージがあるかもしれませんが、意外と効率的に トレーニングを行っています。その中でも代表的なのは、タバタ式トレーニングと自衛隊式腹筋です。
① タバタ式トレーニングとは?
タバタ式トレーニングとは負荷の高い運動を20秒~30秒程行い、10秒~15秒程休むというサイクルを5~10セット行うトレーニングです。 このトレーニングでは有酸素運動と無酸素運動の両方の効果を得られると言われています。
タバタ式トレーニングのやり方と効果とは?
タバタ式トレーニングは全身運動を行うトレーニングです。器具を使ったトレーニングよりも負荷は少ないですが、有酸素運動と無酸素運動が組み合わさる事により脂肪燃焼の効果があります。またタバタ式トレーニングを行う上でのコツとして 全力で取り組む事が大事です。すべての体力を出し切りましょう!
1. 自衛官のトレーニングメニュー!1例
2. 腕伏せ30秒
3. 腹筋30秒
4. 背筋30秒
5. バービー30秒
6. 片足ジャンプ100回ずつ
このメニューを3セット行います。そこまできついメニューではありませんが毎日これを行えるようになれば、それなりに動ける体になります!このメニューは全身を鍛えるのが目的です。
初心者でもできるタバタ式トレーニングから始めよう!
1日たったの3分でできる初心者向けのタバタ式トレーニングもあります。いきなり自衛隊のトレーニングを行うのは辛いと思うので、まずは下記の動画を参考にして、1日3分続けてみましょう!
② 自衛隊式腹筋
自衛隊式の腹筋という言葉を聞いた事がある人がいるかもしれませんが、自衛隊 固有の腹筋というのは体力検定の際、行われる腹筋の事で特別な腹筋ではありません。
ちなみに効果が出るから自衛隊式の腹筋をしているのでは?と思う方もいるかもしれませんが、試験官が正しい腹筋か判断する為にルールを課しているだけですので、特に意味はありません。
一応?守るべきルール
・足の幅は肩幅
・足を抑える人は手で足の甲を抑える
・手は四指を揃え後頭部に重ねる
・上体を起こす時は膝に肘を当てる
・上体を下す時は肩甲骨までを地面につける
・休憩する時は膝に肘を付けた状態で休む。
この条件を守り2分間で何回できるか試験官がカウントします。大体90回程できれば1級で50回程できれば6級です。ちなみに海外のトレーニングでは腹筋は腰痛めるだけで、効果が低いとも言われてきているので、そこまで重要視しなくても良いかもしれません。
③ 自衛隊式スクワット:屈み跳躍
陸上自衛隊 屈み跳躍
肩に約3.5キロの小銃を担ぎしゃがみこみ跳躍をする。この際30㎝以上跳ばなかったり屈まないと教官から檄が飛ぶ。自衛隊人生で最もキツイ訓練とも言われ、何回跳ぶかは教官次第という鬼のような訓練である。
また、何かやらかした時の罰則で腕立てと並ぶ定番でもある。 pic.twitter.com/rv2iZQPs7M— 自衛隊 (@japan_jsdf) 16 mai 2017
自衛隊には自衛隊特有のスクワットが存在します。その名も屈み(かがみ)跳躍!レンジャーや空挺隊員になる為の試験で行われる跳躍(スクワット)で、非常に 負荷の高い跳躍です。基本的には小銃を頭の後ろで抱え、片膝になった状態で跳躍します。試験の際は、最低15cm以上跳躍しないとカウントされません。
基本的に筋力トレーニングでは下半身を鍛えると良いと言われていますが、この屈み跳躍に関しては正しい姿勢で行わないと、膝や腰に負担が掛かってしまいますので、もし屈み跳躍を行う際は、一度YouTube等でやり方を見てから行って下さい!屈み跳躍で鍛えられれる部分はふくらはぎ、太もも、背筋です。コツとしては顔は正面を向き、力強く地面を蹴る事です。
新米自衛官の奥の手「トレーニング機器」
新入隊員には体がダルダルの人も多く、自分もその一人でした。当然ながら勤務中はトレーニングに励みますが、お風呂上りに機器を使って追加でトレーニングしていました。自衛官は基本的にモテるのですが、それは脱いだ時の腹筋で差がつくといわれ、上記のタバタ式トレーニングに加えてEMSスーツを使用していました。3か月で他の新入隊員より筋肉がつき、見違えるほどシュっとしましモテたようです。
自衛官が行う筋トレは効率的で効果的!
自衛官が行う筋トレは部隊毎に違います!部隊毎に求められる事が異なりますので、重い物をよく使用する部隊では器具を使用したトレーニングをよく行います(ベンチプレスやデッドリフト等)。演習場を駆け回る様な部隊ではランニングやダッシュ等がメインで行われます。(坂道ダッシュや階段ダッシュ等)
あなたも目的に合わせて筋トレをして、シェイプアップとフィットネス強化を行いましょう!
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