スターウォーズの世界での食事
大人気SF映画「スターウォーズ」でルークスカイウォーカーは何を食べていたのか?と気になっている方は多いはず。ヨーダはルークに対し、「そんな不味いものを食べているのか」と発言したシーンはなぜか印象に残りますよね。そこで今回は、スターウォーズの世界で食べられていた保存食、「レーション」の詳細と入手方法を解説していきます。
スターウォーズの世界の食事の種類
スターウォーズには何回か食事のシーンが出てきているので、ここでおさらいしましょう。
フードスタッフ
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で食べていた食事は、フードスタッフと呼ばれるもので、スターウォーズの世界では一般的に食べられているものです。 ここにはジョガンフルーツという、生で食べたりカップケーキにしたりできる万能食材が使用されています。
ゴーク
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』では、出店にゴークがぶら下がっているシーンが印象的です。ジャー・ジャー・ビンクスがつまみ食いをしようとして怒られたり、ジャバ・ザ・ハットがスルメのようにしゃぶっていたりする大変人気のあるスナックです。生食でもから揚げにしても良い食材として、タトウィーンの市民に愛されています。
ジャワ・ジュース(アルディーズ)
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』では、オビ=ワン・ケノービが旧友デクスター・ジェットスターとジャワ・ジュースというアルコール飲料を楽しんでいました。このジュースの原料はバンサの皮と発酵した大麦・小麦が原料のアルコールです。ノンアルコールのジャワ・ジュースはスターウォーズの世界の子供たちにも大人気。なおこのジャワ・ジュースはモンゴル・中央アジアで広く飲まれているショロという微発酵飲料が元ネタになっているそう。
フルーツ
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でアナキン・スカイウォーカーとパドメ・アミダラがナブーで昼食をとるシーンにはシューラというフルーツが登場します。撮影では洋ナシ、スターフルーツが使用されました。
ブルーミルク(バンサ・ミルク)
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で、ルーク・スカイウォーカーが育ての親であるオーウェン&ベルー・ラーズ夫妻と共に食卓を囲むシーンで飲んでいるミルクこそ、スターウォーズの世界を象徴するごはんでしょう。その特徴的な青い色合いから、「ブルー・ミルク」とファンの間で親しまれています。四足動物バンサの乳で作られており。ヨーグルトやバター、アイスクリームなどにも使用される、スターウォーズ界の牛乳です。なお、バンサの肉はバンサ・ステーキとしても人気があり、バンサなくして市民は暮らせないようです。
スターウォーズファンによる、ブルーミルクの作り方
映画で見た食べ物って、無性に食べたくなる時がありますよね?ブルーミルクは簡単に作れるのでお勧めです!くれぐれも自己責任でどうぞ!レシピはstarwars.comのものを参考にしてあります。
成分無調整牛乳 400ml
砂糖大さじ1
バニラエッセンス小さじ1/2杯
青色一合(お好みの配合)
- 砂糖、牛乳、バニラエッセンスを十分にかき混ぜる
- 青色一合を少しづつ混ぜ、空色に着色する
- 冷蔵庫で冷やす
ルートリーフシチュー
『スター・ウォーズ エピソードV/帝国の逆襲』でヨーダがダゴバの沼地の小屋で振る舞うシチューです。ダゴバに自生する木の根と沼地の雑草を10分ほど煮込んだシチューで酸味があり、匂いはタトウィーンのごみ貯蔵所を思い出させるにもかかわらず、見かけほど味は悪くないようです。ちなみにヨーダの小屋にはスパイスも豊富にあり、実際にルークもスパイスを砕いて、味を調整していました。
レーション
同じく『スター・ウォーズ エピソードV/帝国の逆襲』でルークが取り出した反乱軍のレーション(戦闘糧食)です。DIYに使用するようなパーテーションのついた道具箱に、スナックバーやカプセルが10種類以上収められています。科学センターのお土産にあった宇宙食を彷彿とさせるその無機質な雰囲気が気になる方、多いんじゃないでしょうか? ルークがかじりかけのスナックバーをヨーダが口にするやいなや、「よくこんな物が食えたものじゃ」と言っているように、味気はあまりないようです。スターウォーズの設定では、帝国軍の宇宙船乗員は固形食物の消費を避け、代わりに栄養飲料を飲むことを奨励されている、と設定されています。一方で反乱軍はこういった食品が支給されるのですね。
レーションは、軍隊によって使用される輸送可能な食品を指します。反乱軍のパイロットは惑星で孤立した場合に備えて、スターファイター(戦闘機)の中に少量のレーションを備えています。これらの食糧は、11個のスロット(底部には7個、3個の矩形スロットが上部にあり、薄いスロットが中央)に細かく分かれて収納されています。 レーションバーとも呼ばれる長方形のバーをはじめとする保存食を中心に構成されており、メニューは数種類用意されています。
このレーションですが、元ネタは軍隊で使用されている戦闘糧食(コンバット・レーションまたはミリメシ)です。
軍で使用されているレーションは
- 持ち運びやすい
- 国家レベルで考えられた栄養食
- 保存が効く
という特徴を持ち、スターウォーズ気分が手軽に外で楽しめるでしょう。
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撮影で使用したレーションの中身
スターウォーズの映画で出てきたレーションの中身は何だったの?と思いますよね。ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが後にレーションの中身についてコメントしています。
I remember mixed nuts/mint & orange Tic-Tacs/sesame sticks/crackers- basically airline food. #DegobahDelicacy #SwampPlanetSnacks #YoDaWorst https://t.co/cKebqufVGf
— Mark Hamillween (@HamillHimself) August 24, 2017
- ミックスナッツ
- ミントとオレンジ味のTic-Tac
- セサミスティックやクラッカー
が工具箱に詰められて出てきた、とのことです。肝心の味は、本人曰く「干からびた機内食」だったそうですが・・・
あなたもスターウォーズの世界をもっと楽しもう!
スターウォーズの世界でも、かなりマイナーな部類に入る「食」ですが、調べてみると細かく設定が決まっていることがわかりました。さらに、現実の世界にある物でスターウォーズの世界を楽しむことができるので、「食」まで含めて楽しみましょう!
おまけ:例の食べてるシーン
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