本記事は、株式会社MOMCOM(マムコム)のアドバイザーと、社員が協力して執筆しました。
「ロシア観光ビザ(=ツーリストビザ)」「ロシア商用ビザ(=業務ビザ=ビジネスビザ)」を取得した実体験に基づき、実際にロシア内務省により発行された書類のスキャンコピー等を交えながら、ロシアビザの取得方法を解説します。

【ロシアビザ取得のためにお急ぎの方へ】大使館に別途追加料金(10,000円)を支払うと、1日で発行してもらえます。お急ぎの方はぜひご検討下さい。
この記事を読むべき人と、記事を読むメリットについて
私は、なぜかロシアビザに関する下記の様な質問をよく頂きます。
結論から言うと、ロシアビザを取得する上で下記の方法を知らずに、3,000円〜20,000円もの損をしたくない場合は、本記事はお役に立つでしょう。
- ロシアに行ってみたいけど、ロシアビザ申請代行業者に【観光(=ツーリスト)ビザ】高値で依頼せずに済む方法。
- ロシアを通過してベラルーシやカザフスタンへ行く人が知らないといけない事。
- ロシアに業務目的で渡航するor 諸事情で滞在可能期間が長い【商用(=ビジネスビザ=業務ビザ)】をとるにはどうすべきか。

まだロシアビザで消耗してるの?~やっかいな「ロシアビザ」とは~

基本的にロシアカラー(白、赤、青)推しのアエロフロート

と思って、スマホでスカイスキャナーを使ってチケットを検索。

・・・ここまでは理想通りの旅行計画かもしれませんが、ここでほぼ100%の確率で面倒な壁にぶち当たります。
ロシアに行くには、ビザが必要なんです。
「どうすればいいんだろう?ロシアビザを、安く、早く、確実に取得する方法を誰か教えてくれー」と思ったあなた。ご安心を。
5分後、あなたはロシアビザを楽々取得できるようになっているどころか、ビザ申請代行業者に勝てるレベルの情報を得ています。

ロシアビザの仕組み&ビザ入手手段は3つある。
なぜビザが必要か?=日露は領土問題を抱えているから。

ウクライナとロシア間の国境
日本とロシアは国境問題を抱えているため、ビザ無しで渡航することはできません。
北方領土問題が解決することなしに、日本人のロシアビザ問題は未来永劫解決しません。
ウラジオストクでロシアビザ不要キャンペーンをやっていますが、
監視がギチギチ、かつ期間も3日程度、と自由旅行なんかまったくできません。

旧ソ連の名残の代表 ロシアビザ

旧ソ連は管理社会であったため、
- 誰が(Who)
- 何の目的で(Why)
- 何をするために(What)
- いつ入国するのか(When)
- どこに宿泊するのか(Where)
- 移動方法は何か(How)
までを詳細に記載した「バウチャー(Voucher / Ваучер)の提出が求められます。
つまりロシア内務省は

といった殿様商売な態度をとっている訳です(少なくとも昔は徹底していました。)
なので、万が一旅行中の列車遅延や飛行機欠航etcが発生すると、
飛行機や列車のチケットと同時に、「レギストラーツィア(Registraiton / Регистрация)」と呼ばれる滞在登録証明を入念にチェックされ、

と難癖をつけられ、ワイロをたかられるケースが多発していました。
ぶっちゃけ今ではここまで言われるケースは珍しいですが、この悪しき「バウチャー文化」が継承されているため、大変旅行がしにくい国であることに間違いはありません。

ロシアビザの入手方法=手段B(個人でバウチャー手配)がおすすめ
そもそもロシアビザの入手方法は、大別して3つあります。
手段A: 旅行会社・ビザ代行業者経由で入手(最も一般的な方法)
手段B: 個人で入手=「バウチャー」を手配
手段C: ロシア在住の友人知人を通じて入手
の3通りが主な方法です。中でも私は手段B(個人で入手=バウチャーを手配)をオススメします。
なぜか?
第一に、手段C(ロシア在住の友人知人を通じて入手)は、現地での申請が大変面倒で、ほぼ使用されていません。よって割愛します。
第二に、手段A(旅行会社・ビザ代行業者経由で入手)が、時間面で最も手間がかからない楽な方法ですが、ツアーで申し込んでしまうと前述のウラジオストクの話で触れた通り、バウチャー上のスケジュールがギチギチに固定される為、自由旅行には向きません。最悪の場合、税関で問われた際に虚偽申告として処罰対象となってしまう可能性があります。
なおかつ手段A(旅行会社・ビザ代行業者で入手)は費用面でも負担が大きいです。最安でも観光ビザ取得で30日間で8,000円程度かかる上、ビジネスビザ取得の場合50,000円!まで値段があがります。
(それでも、旅行会社・ビザ代行業者経由でビザを取得するメリットについてはあるので後述しますが)誰だって余分な出費は避けたいもの。

結論からいうと、手段B(個人で入手=「バウチャー」を手配)なら3,000円〜20,000円は節約できます。

従い、「業者に頼らず自分でロシアビザを最安で取ってやろう」という思想をお持ちのあなたにピッタリです。
ここまでロシアビザについて詳しく書かれている記事は存在しないので、是非最後までお読み下さい。
もちろん、ビザのシステムは国の方針でコロコロ変わるので、あくまで自己責任でどうぞ。ちなみに私はビザ取得で失敗したことはありません。常に大使館に問い合わせの電話をかけ続けているからです(うざい)
という訳で、手段B(個人で入手=「バウチャー」を手配)をする方法を三つのシチュエーションに分けて解説します。
※もうここまで読んで頂いていればお気づきかもしれませんが、記事冒頭で紹介した、本記事で知れる事3つは全て手段B(個人で入手=「バウチャー」を手配)する方法です。
①ロシアに行ってみたいけど、ロシアビザ申請代行業者に【観光(=ツーリスト)ビザ】高値で依頼せずに済む方法。
②ロシアを通過してベラルーシやカザフスタンへ行く人が知らないといけない事。
③ロシアに業務目的で渡航するor 諸事情で滞在可能期間が長い【商用(=ビジネスビザ=業務ビザ)】をとるにはどうすべきか。
①ロシアに行ってみたいけど、ロシアビザ申請代行業者に【観光(=ツーリスト)ビザ】高値で依頼せずに済む方法。
もっとも需要のある、観光ビザ(=ツーリストビザ)編(30日まで、入国回数二回までの観光)にお勧めです。
「旅=Trave」の語源は「トラブル=Trouble」とも言われるくらい、旅行にハプニングはつきものです。
旅行の計画なんて現地に行けばコロコロ変わりますよ。
ここで登場するのが「空(から)バウチャー」という考え方です。

具体的な申請手順以下の通り
- Travelrussia(ロシアの旅行会社)のサイト等で「空(から)バウチャー」発行
- 「空(から)バウチャー」を受領
- 電子査証申請書(EVA)を作成
- 大使館に「パスポート」、「空(から)バウチャー」、「電子査証申請書(EVA)」の三点セットを提出
- ロシアビザゲット!
1. まずは「空(から)バウチャー」を発行

「空(から)バウチャー」を発行するための入力方法
Travelrussia などのサイトで必要情報を入力し、「空バウチャー」を「買い」ます。
クレジットカードで支払うと、最短1-2時間で「空バウチャー」が発行されます。
cities to vistit(=訪問地) は適当に入力してかまいませんが、少なくとも
渡航先の都市程度は入力しておきましょう。

Date of Arrival to / Exit from Russia=(ロシアへの入国日とロシアからの出国日)
こちらも必ずしも航空券の日付と一致する必要はありません。
2.「空バウチャー」を受領

MOMCOMさんよりご提供いただきました。
DHL(国際郵便)で原本を送ってもらう方法もありますが、
実費がバウチャー代以上にかかってしまいますので、
E-mailで受領、にしておきましょう。

3. 電子査証申請書(EVA)を作成

ロシアビザ申請のための書類を作成します。










4.大使館に「パスポート」、「空バウチャー」、「EVA(電子査証)」の三点セットを提出(予約の上で)

http://omnipotblog.blogspot.com/2010/05/blog-post_20.html より引用


- 在日ロシア大使館のウェブサイトを通じて申請日時の予約を行い、予約した日時までにビザ部門に向かう。
- ビザ部門に到着後、予約時間になるとビザ部門担当者から名前が呼ばれる。
- 名前を呼ばれた後、窓口に向かい、担当者に必要書類を提出する。
- 担当者がビザ申請書類一式を確認する。
- その後、別の窓口において、引取日が記載された引換券を受領する

ロシア大使館ウェブサイトでビザ申請を実際に予約してみました。

上の画像の中では
①予約する
②申請日を変更(アポイント日時を変更する)
③(あなたの)アポイント日時を確認する
④アポイントをキャンセルまたは消去する
とありますので、迷わず①をクリックします。

データがなぜか消えてもブーブー言うなよ、と予防線を張ってくるので、I accept the conditons of use for the System にチェックを入れてnextボタンをクリックしてください。

個人情報をどしどし入れてきます。

この画面まで来ましたね?VISAをクリックしてください。

Book Appointmentをクリックしてください。

本来はここでカレンダーをクリックして、日時を指定して予約できるはずが・・・どうやら大人気で予約受付できない状態になっています。
そこで、赤丸で囲まれた「キャンセル待ち」に登録しましょう。Registerをクリックしてください。


ロシア大使館からのメールは迷惑メールにinしていました。
と、予約が受け付けられました。キャンセル待ちのメールを待つこととしましょう(7月28日)
大使館に行き書類を提出した後にもらえるピンクか黄色の引換券は絶対に無くさないようにしてください。
この引換券をもってロシアビザが張り付けられたパスポートが
手に入ります。紛失すると、かなり面倒な手続きを踏む必要があります。
ビザ手数料と受領日までの期間(2018年7月10時点)


5. ロシアビザゲット!

ネットから拾った画像です。これはシングルエントリーのツーリストビザです。

②ロシアを通過してベラルーシやカザフスタンへ行く人が知らないといけない事。

画像は、ベラルーシの首都「ミンスク」。2014年のクリミア紛争の和平合意が行われた土地として有名になりました。
ロシアを通過して(ロシアの空港でトランジットがある)、ベラルーシやカザフスタンに渡航する人は「ビザ」が必要です。
え?トランジットなら大丈夫じゃないの?と思われると思いますが、
空港でビザがない場合、その場でチケットを買わされて国外退去の扱いになるケースが増えています。
ベラルーシやカザフスタンに行くマニアックな人は少ないとは思いますが、ロシアビザ取得をお忘れなく!
滞在期間が空路の場合3日、陸路10日と制限されているトランジットビザよりも、観光ビザを強くお勧めします。

(余談)第三国でロシアビザを申請する裏技

といったとき、どうしますか?
滞在してる国のロシア大使館もしくは領事館でビザ取得が可能です。

上の画像は在ウクライナロシア大使館のサイトですが、
外国人もバウチャーによるビザ取得が可能です。
滞在国のロシア大使館を検索して、諸条件を確認の上で取得して下さい。

(余談)電子ビザでウラジオストクなどに行く方へ

https://electronic-visa.kdmid.ru/index_jp.html より
ウラジオストクから「電子ビザ」でロシアに入国し、モスクワから第三国に出国しようとして
不法出国を試みたとして罰金を支払う例が後を絶えないようです。

ウラジオストク空港(港)から入国した方はウラジオストク空港(港)からのみ出国可能ですよ!ほかの空港や陸路で出るのは違法です! これはロシアの制度上の欠陥(?)が原因です。ウラジオストク発の国内航空線搭乗時にビザのチェックが行われないため、モスクワや他都市行きの国内線に搭乗することができてしまうのです。「電子ビザ」でロシアに入国する際は、申請した地域外の都市に渡航してはいけません。
ロシアでクレジットカードを使うのは愚かです。
あまり知られていませんが、ロシアに行くときはクレディセゾンの「Visaプリペイドカード」(デビットカード)を持つことを強くお勧めします。なぜか?
- ロシアは両替所でのごまかしが多いので、現金両替が危ない。(少額紙幣1枚抜き取り、など些細なレベルですが)
- ロシアでクレジットカードでスキミングをされると使用限度ギリギリまで引き落とされる(不慣れな人がターゲットにされるケースが多い)(なぜか翌週アメリカで300万分の新車がが私のクレカで購入されていた事件もありました)
- ロシア国内で他社カードでキャッシングをすると、所定レート以上に手数料がかかる。

と、上記のリスクを回避できるため、現状でクレディセゾンのデビットカードが最も具体的な手段です。
しかも入会金・年会費や、口座維持手数料も無料なので、持っておいて損はありません。
③ロシアに業務目的で渡航するor 諸事情で滞在可能期間が長い【商用(=ビジネスビザ=業務ビザ)】が欲しい
ビジネスビザ

そんな方にオススメなのが、ビジネスビザです。
ビジネスビザの利点としては、
- マルチプル(入国回数無制限)が選択できる。
- 最長12カ月の滞在が可能(※1)
の2点があげられます。

ツーリストビザを入手するためには「空バウチャー」「EVA(電子査証申請書)」が必要でしたが、
ロシアのビジネスビザを取得するには、ロシア外務省またはロシア連邦移住局によって発行された
「招へい状(インビテーション)」が必要です。
ロシアビジネスビザ取得に欠かせない「招へい状(インビテーション)」

紙媒体の招へい状(オリジナルレター)のサンプル
招へい状の受け取り方は、大きく分けて以下の5つがあります。
- 「オリジナルレター」・・・連邦移民局によって発行された紙媒体の招へい状(ロシアからDHL等で発送されるもの)
- 「電子招へい状」・・・連邦移民局からロシア領事館に直接送られるバーコード付きの電子招待状。
- 「テレックス」 ・・・電子コードを伴った招へい状で、すぐにロシア領事館に送られ、すぐにビザ発給の準備が整うもの。(時間と費用が最も節約可能)。
- 「連邦移民局の特別認可を受けた会社が発行する紙媒体の招へい状」(ロシアからDHL等で発送されるもの)
- 「商工会議所からの招へい状(CCI)」・・・ ロシア連邦に入国する外国企業の代表者を支援する紙媒体のレター

ビジネスビザ(電子招へい状の場合)の具体的な申請手順
- Travelrussia(ロシアの旅行会社)のウェブサイト等でインビテーションを電子招へい状で手配
- 電子招へい状を受領(同時に大使館や領事館に入電)
- 電子査証申請書(EVA)を作成
- 大使館に「パスポート」、「印刷したインビテーション」、「電子査証申請書(EVA)」の三点セットを提出
- ロシアビジネスビザゲット!
1. まずはインビテーションを手配する

Travelrussia などのサイトで必要情報を入力し、インビテーションを「買い」ます。
Electronic code from the Federal Migration Departmentが電子招へい状です。
書類作成に要する期間とビザの種類によって料金が変動します。
ここでは、1年間(12カ月)有効なビジネスビザのインビテーションを「電子招へい状」の形式で、13日後にメールで受け取る(同時に大使館または領事館に入電する)方式を選択しています。


cities to visit(=訪問地) は適当に入力してかまいませんが、少なくとも
渡航先の都市程度は入力しておきましょう。

Date of Arrival to / Exit from Russia:(=ロシアへの入国日とロシアからの出国日)を指しますが、必ずしも航空券の日付と一致する必要はありません。

ここで、会社情報を入力します。ロシアのビジネスビザを従業員に取得させたい会社(今回の場合はMOMCOM)が、自社のManagerにビジネスビザを発給する、という建付けになっています。個人で行かれる場合は、Company nameに個人名を記載し、Employer company position にSelf-employed(個人事業主)でOKです。何か質問されたら、「ロシアにビジネスチャンスを見つけるため、まずは個人事業主としてスタートした。観光ビザでは現地調査・交渉をするための時間が足りない為、ビジネスビザを申請させていただくもの。= I’m now planning starting my own business related to Russia and I started as Self-employed. For marketing research and negotiation, tourist visa is not enough and I would like to apply for a business visa. 」のような回答で十分です。



2. 電子招へい状を受領(同時に大使館や領事館に入電)

180日間有効ビジネスビザ マルチプルのインビテーション
上記は内務省(MBD/МВД)から発行された電子招へい状です。
メールで受領した時点で、既にビザ申請先の大使館、領事館に入電しています。

3. 電子査証申請書(EVA)を作成

ロシアビザ申請のための書類を作成します。






Invitation numberが記載された箇所





4.大使館にパスポート、インビテーションのコピー、EVAの三点セットを提出

http://omnipotblog.blogspot.com/2010/05/blog-post_20.html より引用


- 在日ロシア大使館のウェブサイトを通じて申請日時の予約を行い、予約した日時までにビザ部門に向かう。
- ビザ部門に到着後、予約時間になるとビザ部門担当者から名前が呼ばれる。
- 名前を呼ばれた後、窓口に向かい、担当者に必要書類を提出する。
- 担当者がビザ申請書類一式を確認する。
- その後、別の窓口において、引取日が記載された引換券を受領する

ウェブサイトの予約方法は、観光ビザ取得の方法で紹介しています。
提出した後にもらえるピンクか黄色の引換券を絶対に無くさないようにしてください。
5. ロシアビザゲット!

ビジネスビザ マルチプル
申請時に受領した引き換え券を窓口で渡すと、
ロシアビジネスビザが張られたパスポートが手に入ります。

合計でいくらの費用がかかったのか?料金シュミレーションをしてみた。
自力でビザ取得する場合 VS 代行業者を使う場合
例えば、あなたが都心からやや離れた場所(八王子)に住んでいるとして、ロシア大使館の最寄り駅である神谷町まで行ってロシアビザを取得するといくらかかるのでしょうか?

結論(ロシアビザ個人手配の場合)
- 観光ビザ(ツーリストビザ)なら約3,000円お得です。
- 業務ビザ(ビジネスビザ)なら約20,000円お得です。
自分で取得する場合のロシアビザ経費+時間(観光ビザ=ツーリストビザ取得の場合)
- 取得するビザ :シングルエントリー30日有効ツーリストビザ
- バウチャー費用:1,500円
- 交通費(*) :3,508円
- 所要時間(**) :半日(ビザ申請時)+半日(ビザ取得時)
合計:5,008円
(*)交通費内訳 京王八王子ー神谷町の往復交通費を二回 :片道877円 x 4(ビザ申請時とビザ受領時なので2往復)
(**)純粋な労働時間としての所要時間。申請から受領まで即日-2週間(大使館に支払う追加費用による)待機する時間は含みません。

自分で取得したロシアビザ経費+時間(ビジネスビザ編)
- 取得するビザ :マルチプルエントリー6カ月有効ビジネスビザ
- バウチャー費用:13,500円
- 交通費(*) :3,508円
- 所要時間(**) :半日(ビザ申請時)+半日(ビザ取得時)
合計:17,008円
(*)交通費内訳 京王八王子ー神谷町の往復交通費を二回 :片道877円 x 4(ビザ申請時とビザ受領時なので2往復)
(**)純粋な労働時間としての所要時間。申請から受領まで即日-2週間(大使館に支払う追加費用による)待機する時間は含みません。

これで、あなたも今までよりも楽に・安く・早くロシアビザが取れるようになりました。
本記事を読んで浮いた費用は、現地での食事代やお土産代、趣味への軍資金にあてて、ロシアを目一杯楽しんでください。
会社に迷惑をかけないためのロシア情報
私は過去に総合商社に勤務していたこともあり、仕事でよくロシアに行きました。
商社マンは、現地ロシアで友人やお客様の快適な生活をサポートするを期待されている事もあり、「会社に迷惑をかけず・得する」情報を知っておくと重宝されます。
ケース1:私物PCでカフェのWifiに接続し情報漏洩


ロシアのフリーWi-Fiは全て盗聴されていると考えてください。個人を狙ったデータスキミングは国を挙げて行っているので、国益になりえる情報を持った人間は全員対象になります。
- 両替所でごまかされる(少額紙幣1枚抜き取り、など些細なレベルですが)、地方の両替所は手数料がエグいのに両替せざるを得ない。
- クレジットカードでスキミングされ使用限度ギリギリまで引き落とされる(不慣れな人がターゲットにされるケースが多い)。
- 他社カードでキャッシングをして所定レート以上に手数料がかかってしまう。
情報漏洩で嫌な思いをしない為にも、せめてVPN接続で私物PCの暗号化対策も忘れずに行いましょう。最も低コストな手段はアバストセキュアラインVPNです。
国を挙げた盗聴・ハッキング対策としてVPN接続(暗号化通信対策)はマストです。
ケース2:デビットカードを持っていない

ロシアルーブル


こんな感じで下記3点が、ロシアで日本人が犯しがちなミスです。
- 両替所でごまかされる(少額紙幣1枚抜き取り、など些細なレベルですが)、地方の両替所は手数料がエグいのに両替せざるを得ない。
- クレジットカードでスキミングされ使用限度ギリギリまで引き落とされる(不慣れな人がターゲットにされるケースが多い)。
- 他社カードでキャッシングをして所定レート以上に手数料がかかってしまう。
上記のリスクを回避できる現状で最も具体的な手段がクレディセゾン銀行のNEO MONEYカードです。
なのでロシアにいく前にクレディセゾンの「Visaプリペイドカード」(デビットカード)を作っておくのがお得です。
入会金・年会費や、口座維持手数料も無料なので、持っておいて損はありません。

ロシアビザ情報に関するご意見・ご要望・情報をお寄せください
※お問い合わせ頂いた情報は、しっかりと目を通させていただきます。
リアルケースQ&A(2019年11月17日更新)
お寄せいただいた質問に、MOMCOMスタッフが回答したものを掲載しております。






シェンゲン協定加盟国(オー ストリア、ベルギー、ドイツ、ギリシャ、スペイン、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ポルトガル、フランス)とフィンランド、エストニア、チェコ、ブルガリア、イスラエルの国籍の方は、外国旅行医療保険の所持が必要となります。下記の書類のコピーを提出してください。
・ロシア連邦内で承認されている日本の保険会社が発行した保険証書(保険料の支払期間が明記された保険会社発行の証明書のこと)のコピー。それぞれの旅行の際、所持している必要があります。
・必要事項を記入した保険カード。
大使館ビザ領事部への確認もおすすめします。






①ロシアのどの地域にお住まいかは不明ですが、日本ビザ所有者とロシアビザ所有者が自由に行き来できる第三国(アルメニアやグルジア、ウクライナ、カザフスタン)で一時的に生活する拠点を設け、かつロシアビザも取得しロシア政府の判定を待つ。
②ビジネスビザではなく就労ビザ(рабочая виза)を取得しロシアで就労、納税を行う - 場合は、上記180日ルールの対象外となります。ただし、この就労ビザの取得は時間が掛ることが多いので、今回のケースですと現実的ではないかもしれません。
①方法ですと、多少のコストはかかってしまうかもしれませんが日本に帰らず、かつロシアへも低コスト・低ストレスで渡航できるでしょう。
もちろん、大使館ビザ領事部への確認もおすすめします。
※ビザ発給の状況は常に変化します。当ページの情報に起因するトラブルの責任を負うことは致しません。