【白ワイン】ジョージア(グルジア)「オールドトビリシホワイト」用おつまみ話
名物ワイン「オールドトビリシ」はジョージア(グルジア)の首都トビリシの歴史的町並みを思い浮かべながら、肉料理とともに嗜むのがいいかもしれません。
日本で間に合わせるおつまみは?
日本でも簡単に味わえるグルジア料理もどきまとめ
赤ワインでも白ワインでもおいしく頂けるグルジア料理は、お酒のおつまみ用でしょう。グルジアの白ワインは肉料理との相性が非常によいと言われています。
グルジアって?
ジョージア(グルジア)はヨーロッパとアジアの境にある旧ソ連の小さな国です。チェチェン紛争などでロシアと大ゲンカ中で、国名をロシア語読みのグルジアからジョージアに改名しました。しかし、彼らの言語(グルジア語)では「サカルトヴェロ」といいます。なぜ国名を英語に改名したのか関係者の間では不思議がられています。そんな国です。
ジョージア(グルジア)の特徴を3フレーズで表すと・・・
- 観光立国
- 料理が有名
- ワインが誕生した土地
観光立国ジョージア(グルジア)
ジョージア(グルジア)は18世紀のロシア(帝政ロシア)の南下政策の結果、ペルシア(イラン)から割譲された地域です。ロシアにはない大自然が広がる山がちな地域で、日本で例えるなら長野県といったところです。
トビリシはレンガ造りの美しい街並みが有名で、特に旧市街(通称オールドトビリシ)の春は世界屈指の美しさを誇ります。
ジョージア(グルジア)はトレッキングも有名。ロシア人は登れる山が大好きです。グルジア軍用道路はロシア文学にも大きな影響を与え(と一部のオタクが騒いでいる)、レールモントフの作品でも紹介されています。
料理が有名
グルジア料理は、ジョージア(グルジア)がユーラシア大陸の東西をつなぐ交易路の中継点であったため、アジアとヨーロッパの相互の豊富なアイデアや香辛料を含む料理が多いです。旧ソ連圏にはどこでもグルジア料理レストランが存在します。
ワインが誕生した土地
ジョージア(グルジア)は世界最古ともいわるワイン生産地。ブドウ醸造文化は8000年以上の歴史があり、当時は今のようなワインではなくどろっとした液体だったため、水で割って飲んでいたそうです。最近ではスーパーマーケットやドン・キホーテでも陶器に入ったグルジアワインが売られているほど有名になりました。
首都トビリシの東側に広がるカヘティ地方は丘陵が多く、気候は乾燥しており、日当たりのよい丘陵斜面はブドウ栽培に好適である。19世紀のロシアの文豪アレクサンドル・プーシキンは、この地方のグルジアワインを「いくつかのブルゴーニュ=ワインに匹敵する」と評している。国際連合教育科学文化機関は土器「Kvevri」を使用した伝統的なジョージアのワイン製法を無形文化遺産に指定している。(ウィキペディアより)
スターリンはジョージア(グルジア)出身。ソ連らしい合理的で科学的な食卓を「制定」しようとしたスターリンが1952年刊行した「美味しくて健康的な食べ物についての本」には、「テーブルには欠かせません」としてグルジアワインが紹介されています。
[aside type=”normal”]「美味しくて健康的な食べ物についての本」は50万部以上刊行されたベストセラー本で何度もリバイズがされた。国の情勢が本の内容にも現れるのか、1960年代にソ連が食料供給に問題を抱え始めたとき、レシピは大幅に簡素化され、1961年版にはなんと「家庭用缶詰」の項目が登場。[/aside]
グルジアワインは日本で買いやすくなった
キンズマラウリはグルジアワインの王様と言われ、スターリンだけでなくMOMCOMスタッフも最も愛するワインです。アルコール臭さが全くなく、芳醇なぶどうの香りが舌の上に広がり、記念日には欠かせません。グルジアに行っても買えますが、通販がお勧め。
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