ロシアの地下鉄とは?
ロシアの地下鉄は、通称”モスクワメトロ”と呼ばれ、ロシアの首都モスクワを走る市民の足です。 利用料は距離に関係なく、なんと1回100円(0.5ルーブル)程度!
1935年に開通したモスクワメトロは、なんと一日に650万人もの利用者を誇ります!なんと、世界で二番目に利用客が多いのです。
[aside type=”normal”]※ちなみに、実は世界で一番利用客が多い地下鉄は東京です。その数、870万人/日。[/aside]
最高に美しい、その景観
モスクワメトロはその駅の美しさで有名です。 社会主義リアリズム(日本人でいうと昭和レトロ的な感覚)の様式に沿った豪華な装飾が施されており、思わず「これは美術館なのでは!?」と錯覚するほどの美しさです。
地下宮殿、とも言われているのも納得ですね。
テロにさらされるモスクワメトロ
その利用者数の多さから、2004年、2010年と爆破テロの標的になり、多くの犠牲者が発生しています。
当時のロシア政府のトップを努めていた、メドヴェージェフ大統領は、「交通網のテロ防止の警備を強化する」と宣言し、警察と・FSB(ロシア連邦保安庁:治安維持と諜報活動を行う組織です)に徹底的な捜査を指示しました。
ちなみに、FSB(ロシア連邦保安庁:治安維持と諜報活動を行う組織)はロシアの犯罪対策を行う治安機関で、ソ連時代はKGBと呼ばれていました。多分KGBという言い方なら聞き覚えのある人も多くいるかと思いますが、現在でも世界最高峰の実力を持つスパイ組織と言われています。現ロシア大統領プーチンは、大統領になる前、この機関のトップでした。
ちなみに、FSB(ロシア連邦保安庁:治安維持と諜報活動を行う組織)はロシアの犯罪対策を行う治安機関で、ソ連時代はKGBと呼ばれていました。多分KGBという言い方なら聞き覚えのある人も多くいるかと思いますが、現在でも世界最高峰の実力を持つスパイ組織と言われています。現ロシア大統領プーチンは、大統領になる前、この機関のトップでした。
そんな治安維持に本気で取り組むロシアが始めた”不思議なテロ対策”とは?
そうして完成した、モスクワの地下鉄のテロ対策は主に以下で構成されています。
・警察の監視
・徹底した監視カメラ
・探知犬による定期的なチェック
・謎の黒い箱
突如現れたこの謎の黒い箱が・・・一体なんだかよく何かわからないのです。
一体この黒い箱は何を意味するのでしょうか?!
「あまりにも気になりすぎたので」実際に現地ロシアはモスクワの地下鉄「ウニヴェルシチェット駅」までわざわざ出向いて調べてきました。
【怪しい伝説】ロシアの地下鉄にある、怪しい黒い箱の正体 PART2
PART1おさらい
PART1では、モスクワメトロの美しさと、それが抱える深刻なテロ問題について触れてきました。
具体的には、PART1で
モスクワメトロの利用者は世界で2番目に多い。
利用者が多いた...
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