ロシア料理屋での発見
先日、新宿のとあるロシア料理店に行きました。
ロシアンティーなる飲み物があり、頼んでみると・・・

アニメより
お茶とジャム(キイチゴ)が出てきました。
甘いものが欲しいだけなので、別にロシアではジャムをお茶に入れたっていいんです。
それを声高に「ロシアンティーはそうじゃない!」なんて叫ぶのはアホらしい。飲みたいように飲めばいいじゃないですか!

砂糖たっぷりのJapanese Greent Teaをシンガポールで飲みましたが、美味しかったです。
普通はお茶に何入れる?ロシアンティーに隠されたソ連軍の黒い歴史とは?
と知人のロシア人に聞いたところ、こんな答えが帰ってきました。
知人;つまらない質問をするんじゃないよ。あーそういえば、じいちゃんが言うには、ソ連軍はスゲーもんを入れてたらしいぜ。なんだかわかるかユーリ?ユーリ;なんだろう。ありきたりにウォッカとか?[/voice]
知人;ウォッカをどうして割って飲まなきゃいけないんだ?もっと面白いやつだよ。これだよ。
・・・と言って、スマホの画面を見せてもらいました。そこには
謎の黒い液体

ブロム。なんだっけブロムって単語
調べてみると、ブロムとは臭素のことでした。
臭素ってそもそも飲み物なのか?という疑問はおいて、なぜこんなものを入れるのでしょうか。
臭素(ブロム)を混ぜた怪しい伝説。ソ連軍が兵士に臭素を入れた紅茶を飲ませていた?
彼の話によると、冷戦期、ソビエト軍の新兵たちに配られていた紅茶には 臭素(ブロム) が混ぜられていたという噂があるそう。
この化学物質は、中枢神経を抑制し、性欲を低下させる作用がある とされ、
厳しい軍務の中で士気を管理する目的で使用されたとも言われている。
臭素(おそらく臭素化合物)を摂取するとどうなるか
- 疲労が蓄積しにくい
- 神経系統の細胞の強化
- 異性に関心がなくなる
とソ連では研究されており、兵士に与えることで作業効率があがると信じられていたそうです。
特に後者は男社会の軍隊では大事な要素で、基地の中の規律を守らせるためにはうってつけだったとか。
(臭素入り紅茶だと?)本当かよ!?
と思いますよね?実はこれ、代々伝わる神話のようなもので、
実際には軍医と食堂で働く人はこの神話を否定しています。
実際のところ、「臭素入りロシアンティー」が実際に支給されていたという確固たる証拠は見つかっていない。
ですが、、ソ連時代の兵士たちの証言や、軍隊の食事管理に関する文献を見ると、何らかの精神安定剤や鎮静作用のある物質が使われていた可能性 は否定できないといった感じ。
確かに医学では、少量の臭素が不眠症を含む神経障害を治療するために使用されますが、集中力と注意力が必要な人には禁忌です。
常に兵士に集中して任務を怠らないようにする必要があるならば、効果は期待できません。
💀 本当に臭素入り紅茶は存在したのか?
ソ連軍だけでなく、ナポレオン戦争時代のフランス軍や、イギリス軍でも
「兵士の性欲を抑えるために臭素が配られていた」という話があります。
まとめ:ロシアンティーの怪しい伝説
- 「軍隊では臭素とお茶を混ぜて飲むんだぜ」というある種の神話が代々受け継がれている。
- しかし、臭素とお茶を混ぜて飲むのは伝説に過ぎない
- お茶は自由に飲んでいい

臭素とか飲まされる生活なんか死んでも嫌ですね。
おまけ:
(ブロムの代わりに)やらしい写真送ってください。お願いします。
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