本記事は、株式会社MOMCOM(マムコム)のアドバイザーと、社員が協力して執筆しました。
「ロシア観光ビザ(=ツーリストビザ)」「ロシア商用ビザ(=業務ビザ=ビジネスビザ)」を取得した実体験に基づき、実際にロシア内務省により発行された書類のスキャンコピー等を交えながら、ロシアビザの取得方法を解説します。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”](株)MOMCOMさん、資料提供のご協力ありがとうございます。[/voice]
【ロシアビザ取得のためにお急ぎの方へ】大使館に別途追加料金(10,000円)を支払うと、1日で発行してもらえます。お急ぎの方はぜひご検討下さい。
目次
- この記事を読むべき人と、記事を読むメリットについて
- まだロシアビザで消耗してるの?~やっかいな「ロシアビザ」とは~
- ロシアビザの仕組み&ビザ入手手段は3つある。
- ①ロシアに行ってみたいけど、ロシアビザ申請代行業者に【観光(=ツーリスト)ビザ】高値で依頼せずに済む方法。
- ビザ手数料と受領日までの期間(2018年7月10時点)
- 5. ロシアビザゲット!
この記事を読むべき人と、記事を読むメリットについて
私は、なぜかロシアビザに関する下記の様な質問をよく頂きます。
結論から言うと、ロシアビザを取得する上で下記の方法を知らずに、3,000円〜20,000円もの損をしたくない場合は、本記事はお役に立つでしょう。
- ロシアに行ってみたいけど、ロシアビザ申請代行業者に【観光(=ツーリスト)ビザ】高値で依頼せずに済む方法。
- ロシアを通過してベラルーシやカザフスタンへ行く人が知らないといけない事。
- ロシアに業務目的で渡航するor 諸事情で滞在可能期間が長い【商用(=ビジネスビザ=業務ビザ)】をとるにはどうすべきか。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]本当によくご質問頂きます。それがあいさつなのか?と聞き返してやりたいくらいです。今度から世界一分かりすくロシアビザの取得法を解説しているこのページをお送り差し上げてやろうっと。それともビザ代行サービスでも始めましょうか?[/voice]
まだロシアビザで消耗してるの?~やっかいな「ロシアビザ」とは~
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/03/ANATA.png” name=”あなた” type=”l fb”]よし、ロシアとか行ってみるか!軍事博物館とか見たいし![/voice]
と思って、スマホでスカイスキャナーを使ってチケットを検索。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/03/ANATA.png” name=”あなた” type=”l fb”]お?たった10万でモスクワー成田が往復できるぞ?しかもアエロフロート(ロシアのNo.1航空会社)は、パイロットもスチュワーデスも美形美人揃いで有名だし、早速このチケットを予約だ![/voice]
・・・ここまでは理想通りの旅行計画かもしれませんが、ここでほぼ100%の確率で面倒な壁にぶち当たります。
ロシアに行くには、ビザが必要なんです。
「どうすればいいんだろう?ロシアビザを、安く、早く、確実に取得する方法を誰か教えてくれー」と思ったあなた。ご安心を。
5分後、あなたはロシアビザを楽々取得できるようになっているどころか、ビザ申請代行業者に勝てるレベルの情報を得ています。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]ちなみにアエロフロート(ロシアのNo.1フラッグキャリア航空会社)に搭乗経験にある方はご存知でしょうが、離陸前のアエロフロート宣伝VTRには「このVTRに出てくるスチュワーデスはすべて実在です」との表示されます。確かにきれいな人は多いです(主観)。[/voice]
ロシアビザの仕組み&ビザ入手手段は3つある。
なぜビザが必要か?=日露は領土問題を抱えているから。
日本とロシアは国境問題を抱えているため、ビザ無しで渡航することはできません。
北方領土問題が解決することなしに、日本人のロシアビザ問題は未来永劫解決しません。
ウラジオストクでロシアビザ不要キャンペーンをやっていますが、
監視がギチギチ、かつ期間も3日程度、と自由旅行なんかまったくできません。
[kanren postid=”1558″]
[aside type=”normal”]参考:ビザが不要な国 アルゼンチン、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボリビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブラジル、ブルネイ、チリ、コロンビア、キューバ、クロアチア、ドミニカ共和国、香港、韓国、アイスランド、イスラエル、カザフスタン、キルギス共和国、マケドニア、モルドバ、モンテネグロ、モザンビーク、ニカラグア、ペルー、パナマ、パラグアイ、セルビア、南アフリカ共和国、タイ、タジキスタン、ウクライナ、ウルグアイ、ウズベキスタン、ベネズエラ[/aside]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]旧ソ連圏+旧ソ連時代に親交のあった地域に対してはビザを要求していません。そしてウラジオストクのビザ無し渡航は問題が多すぎで、ウラジオストクにロシアビザなしで行くのはある種の自殺行為にしか思えません。[/voice]
旧ソ連の名残の代表 ロシアビザ
旧ソ連は管理社会であったため、
- 誰が(Who)
- 何の目的で(Why)
- 何をするために(What)
- いつ入国するのか(When)
- どこに宿泊するのか(Where)
- 移動方法は何か(How)
までを詳細に記載した「バウチャー(Voucher / Ваучер)の提出が求められます。
つまりロシア内務省は
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/04/dsc_0049-1.jpg” name=”内務省職員” type=”l”]このバウチャーのスケジュールを正確にこなすならロシアビザ発給してあげるよ[/voice]
といった殿様商売な態度をとっている訳です(少なくとも昔は徹底していました。)
なので、万が一旅行中の列車遅延や飛行機欠航etcが発生すると、
飛行機や列車のチケットと同時に、「レギストラーツィア(Registraiton / Регистрация)」と呼ばれる滞在登録証明を入念にチェックされ、
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/04/dsc_0049-1.jpg” name=”内務省職員” type=”l”]お前スケジュール通りに旅行してないな。スパイ行為を行っていたに違いない![/voice]
と難癖をつけられ、ワイロをたかられるケースが多発していました。
[kanren postid=”465″]
ぶっちゃけ今ではここまで言われるケースは珍しいですが、この悪しき「バウチャー文化」が継承されているため、大変旅行がしにくい国であることに間違いはありません。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]余談ですが、旧ソ連は管理社会で、人口の偏りを防ぐために引っ越しすら制限されていました。旅行の時も外国(グルジアなどソ連諸国内)に旅行する際に、すべて書類に残す必要があったため、当然外国人に対してはもっと厳しい対応を、と考案されたのがこのバウチャーシステムです。[/voice]
ロシアビザの入手方法=手段B(個人でバウチャー手配)がおすすめ
そもそもロシアビザの入手方法は、大別して3つあります。
手段A: 旅行会社・ビザ代行業者経由で入手(最も一般的な方法)
手段B: 個人で入手=「バウチャー」を手配
手段C: ロシア在住の友人知人を通じて入手
の3通りが主な方法です。中でも私は手段B(個人で入手=バウチャーを手配)をオススメします。
なぜか?
[aside type=”normal”]
第一に、手段C(ロシア在住の友人知人を通じて入手)は、現地での申請が大変面倒で、ほぼ使用されていません。よって割愛します。
第二に、手段A(旅行会社・ビザ代行業者経由で入手)が、時間面で最も手間がかからない楽な方法ですが、ツアーで申し込んでしまうと前述のウラジオストクの話で触れた通り、バウチャー上のスケジュールがギチギチに固定される為、自由旅行には向きません。最悪の場合、税関で問われた際に虚偽申告として処罰対象となってしまう可能性があります。
なおかつ手段A(旅行会社・ビザ代行業者で入手)は費用面でも負担が大きいです。最安でも観光ビザ取得で30日間で8,000円程度かかる上、ビジネスビザ取得の場合50,000円!まで値段があがります。
(それでも、旅行会社・ビザ代行業者経由でビザを取得するメリットについてはあるので後述しますが)誰だって余分な出費は避けたいもの。
[/aside]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]手段C(ロシア在住の友人知人を通じて入手)も無理だし、手段A(旅行会社経由で入手)も高い。となると手段B(個人で入手=「バウチャー」を手配)はどうでしょう?[/voice]
結論からいうと、手段B(個人で入手=「バウチャー」を手配)なら3,000円〜20,000円は節約できます。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]
従い、「業者に頼らず自分でロシアビザを最安で取ってやろう」という思想をお持ちのあなたにピッタリです。
ここまでロシアビザについて詳しく書かれている記事は存在しないので、是非最後までお読み下さい。
もちろん、ビザのシステムは国の方針でコロコロ変わるので、あくまで自己責任でどうぞ。ちなみに私はビザ取得で失敗したことはありません。常に大使館に問い合わせの電話をかけ続けているからです(うざい)[/voice]
という訳で、手段B(個人で入手=「バウチャー」を手配)をする方法を三つのシチュエーションに分けて解説します。
※もうここまで読んで頂いていればお気づきかもしれませんが、記事冒頭で紹介した、本記事で知れる事3つは全て手段B(個人で入手=「バウチャー」を手配)する方法です。
①ロシアに行ってみたいけど、ロシアビザ申請代行業者に【観光(=ツーリスト)ビザ】高値で依頼せずに済む方法。
②ロシアを通過してベラルーシやカザフスタンへ行く人が知らないといけない事。
③ロシアに業務目的で渡航するor 諸事情で滞在可能期間が長い【商用(=ビジネスビザ=業務ビザ)】をとるにはどうすべきか。
①ロシアに行ってみたいけど、ロシアビザ申請代行業者に【観光(=ツーリスト)ビザ】高値で依頼せずに済む方法。
もっとも需要のある、観光ビザ(=ツーリストビザ)編(30日まで、入国回数二回までの観光)にお勧めです。
「旅=Trave」の語源は「トラブル=Trouble」とも言われるくらい、旅行にハプニングはつきものです。
旅行の計画なんて現地に行けばコロコロ変わりますよ。
ここで登場するのが「空(から)バウチャー」という考え方です。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]なぜ「空(から)」なのかというと、実際のスケジュールが記載されていないと言う意味で「空(から)」なのです。実はこれ、ロシアの法律をうまくついた方法で、世界で最もポピュラーかつ一部の領事館もこの方法を認めてしまっている!というのが現状です。システムを変えるのが困難なので、違うアプローチを試みているロシア的な発想の最たるものでしょう。[/voice]
具体的な申請手順以下の通り
- Travelrussia(ロシアの旅行会社)のサイト等で「空(から)バウチャー」発行
- 「空(から)バウチャー」を受領
- 電子査証申請書(EVA)を作成
- 大使館に「パスポート」、「空(から)バウチャー」、「電子査証申請書(EVA)」の三点セットを提出
- ロシアビザゲット!
1. まずは「空(から)バウチャー」を発行
「空(から)バウチャー」を発行するための入力方法
Travelrussia などのサイトで必要情報を入力し、「空バウチャー」を「買い」ます。
クレジットカードで支払うと、最短1-2時間で「空バウチャー」が発行されます。
cities to vistit(=訪問地) は適当に入力してかまいませんが、少なくとも
渡航先の都市程度は入力しておきましょう。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]もちろん、ここで入力した以外の都市に行っても問題はありませんよ。上記処理は事務処理上で必要なものだと考えて下さい。ビザを発行するロシア政府からすれば、どこにいくかもわからない外国人を野放しにしたくないのです。[/voice]
Date of Arrival to / Exit from Russia=(ロシアへの入国日とロシアからの出国日)
こちらも必ずしも航空券の日付と一致する必要はありません。
[aside type=”normal”]例として、Date of Arrival to / Exit from Russia: が6月15日~7月10日でも、入国日が6月18日、出国日が7月1日で問題はない、ということです。[/aside]
2.「空バウチャー」を受領
DHL(国際郵便)で原本を送ってもらう方法もありますが、
実費がバウチャー代以上にかかってしまいますので、
E-mailで受領、にしておきましょう。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]上の画像で赤く囲ってあるところには、「旅行行程は(ロシア人名)というガイドによってトランスファー(送迎)やエクスカージョンプログラム(観光案内)が行われます」との一文が。MOMCOMさんメンバー曰く、彼と会った記憶はないとのこと(笑)。[/voice]
3. 電子査証申請書(EVA)を作成
ロシアビザ申請のための書類を作成します。
[aside type=”normal”]EVA・・・Electronic Visa Applicationの略[/aside]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]ここのパスワードは、後で再度用紙をダウンロードする際に使うもので、好きなパスワードで大丈夫です。電子申請用紙の番号のメモをお忘れなきよう![/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]今回は観光ビザなので、観光をプルダウンから選択します。他には就労や留学、文化交流など様々な種類があることがわかりますね。Number of entriesの欄は入国回数ですので、シングルビザは1回、ダブルは2回、マルチはマルチ、と選択してください。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]受け入れ先は「空バウチャー」に記載の旅行会社になります。先ほどの画像だと「Interservice Center社」になります。places of visit(=訪問地)は「空バウチャー」購入時に記載した都市を入力するのが無難です。ロシアに入国したことはありますか?と聞かれますが、ある場合は記載したほうが良いそうです。一応大使館側でチェックをしており、隠す場合は質問することがあるとのこと。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]東京のロシア大使館で申請する場合はEMBASSYを選択してください。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]こんな感じのフォームができたと思います。画像のものはかなり適当に作ったものです。写真の貼り付けとサイン、日付の記入を忘れないでください。[/voice]
4.大使館に「パスポート」、「空バウチャー」、「EVA(電子査証)」の三点セットを提出(予約の上で)
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]入手した空バウチャー、EVA、パスポートを大使館もしくは領事館へもっていきましょう!あとちょっとですよ! ちなみに、東京の大使館は一日70名までと人数を定めており(繁忙期は)、午前9:30ぴったりに行っても門前払いを食らう可能性が高いです。パスポートを数十冊片手に持っている、旅行会社のビザ申請代行業者様が朝早くから並んでいます。建物に入ったらすぐ順番待ちのレシートを発券して、おとなしく待ちましょう・・・[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]ビザ申請方法は完全予約制に切り替わりました。[/voice]
- 在日ロシア大使館のウェブサイトを通じて申請日時の予約を行い、予約した日時までにビザ部門に向かう。
- ビザ部門に到着後、予約時間になるとビザ部門担当者から名前が呼ばれる。
- 名前を呼ばれた後、窓口に向かい、担当者に必要書類を提出する。
- 担当者がビザ申請書類一式を確認する。
- その後、別の窓口において、引取日が記載された引換券を受領する
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]予約の際に、IDおよびセキュリティーコードが付与され、予約時に入力したメールアドレス宛てに、予約日時やID、セキュリティーコードなどが記載された確認通知メールが送られてます。[/voice]
ロシア大使館ウェブサイトでビザ申請を実際に予約してみました。
上の画像の中では
①予約する
②申請日を変更(アポイント日時を変更する)
③(あなたの)アポイント日時を確認する
④アポイントをキャンセルまたは消去する
とありますので、迷わず①をクリックします。
データがなぜか消えてもブーブー言うなよ、と予防線を張ってくるので、I accept the conditons of use for the System にチェックを入れてnextボタンをクリックしてください。
個人情報をどしどし入れてきます。
この画面まで来ましたね?VISAをクリックしてください。
Book Appointmentをクリックしてください。
本来はここでカレンダーをクリックして、日時を指定して予約できるはずが・・・どうやら大人気で予約受付できない状態になっています。
そこで、赤丸で囲まれた「キャンセル待ち」に登録しましょう。Registerをクリックしてください。
と、予約が受け付けられました。キャンセル待ちのメールを待つこととしましょう(7月28日)
[aside type=”warning”]予約日時の確認やキャンセルもウェブサイトを通じて手続きを行うことができます。予約の時間に遅れたら場合は、ウェブサイトを通じて再予約して下さい。[/aside]
大使館に行き書類を提出した後にもらえるピンクか黄色の引換券は絶対に無くさないようにしてください。
この引換券をもってロシアビザが張り付けられたパスポートが
手に入ります。紛失すると、かなり面倒な手続きを踏む必要があります。
ビザ手数料と受領日までの期間(2018年7月10時点)
[aside type=”normal”](2019年7月28日追記)なんと!2019年7月1日から手数料を支払い場合は、銀行振り込みやクレジットカード(VISAもしくはMastercard)による支払いのみとなり、現金での支払いが一切できなくなりました。IT社会ですね(?[/aside]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]最新の情報は常にロシア大使館ビザ領事部でご確認ください。この”労働日”って言い方がなんとも旧共産圏っぽい。[/voice]
5. ロシアビザゲット!
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]なんと、「空バウチャー」代金13.51ドル(1,500円程)と交通費でビザが取得できました!ロシアビザ代行業者に依頼するよりかは手間はかかりますが、安くないですか?代行業者もロシアの企業から「空バウチャー」を購入して、電子申請書を代わりに記入する、ビザを大使館まで申請、回収しに行くまでの人件費をチャージとしているのですね。[/voice]
②ロシアを通過してベラルーシやカザフスタンへ行く人が知らないといけない事。
ロシアを通過して(ロシアの空港でトランジットがある)、ベラルーシやカザフスタンに渡航する人は「ビザ」が必要です。
[kanren postid=”266″]
え?トランジットなら大丈夫じゃないの?と思われると思いますが、
空港でビザがない場合、その場でチケットを買わされて国外退去の扱いになるケースが増えています。
ベラルーシやカザフスタンに行くマニアックな人は少ないとは思いますが、ロシアビザ取得をお忘れなく!
滞在期間が空路の場合3日、陸路10日と制限されているトランジットビザよりも、観光ビザを強くお勧めします。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]この関税同盟、あらゆるシステムが不十分な形で進んでおり、特に税金関係の整備は本当にひどいものです。ロシアを通るものは全部関税同盟よりもロシアのルールが適用される・・・ってじゃあなんのための同盟やねん!とあらゆる業界からツッコミが入っています。特に自動車業界・・・[/voice]
(余談)第三国でロシアビザを申請する裏技
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/03/ANATA.png” name=”あなた” type=”l fb”]急にロシアに行く用事ができたけど、日本でロシアビザを取ってない![/voice]
といったとき、どうしますか?
滞在してる国のロシア大使館もしくは領事館でビザ取得が可能です。
上の画像は在ウクライナロシア大使館のサイトですが、
外国人もバウチャーによるビザ取得が可能です。
滞在国のロシア大使館を検索して、諸条件を確認の上で取得して下さい。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]ただし、サイト上で可能となっていても、担当職員の裁量でビザ取得可否が決まってしまいます。「お前の国にロシア大使館があるならなんでとらないんだ。この国では取らせないぞ」といった態度を取られる場合もあるので、基本的には日本でロシアビザを取得するのが好ましいです。[/voice]
(余談)電子ビザでウラジオストクなどに行く方へ
ウラジオストクから「電子ビザ」でロシアに入国し、モスクワから第三国に出国しようとして
不法出国を試みたとして罰金を支払う例が後を絶えないようです。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”] ロシア極東沿海地方及びその他一部において入出国が可能な「電子ビザ」を利用した場合、入国地点と出国地点は同一でなくてはなりません。
ウラジオストク空港(港)から入国した方はウラジオストク空港(港)からのみ出国可能ですよ!ほかの空港や陸路で出るのは違法です! これはロシアの制度上の欠陥(?)が原因です。ウラジオストク発の国内航空線搭乗時にビザのチェックが行われないため、モスクワや他都市行きの国内線に搭乗することができてしまうのです。「電子ビザ」でロシアに入国する際は、申請した地域外の都市に渡航してはいけません。[/voice]
ロシアでクレジットカードを使うのは愚かです。
あまり知られていませんが、ロシアに行くときはクレディセゾンの「Visaプリペイドカード」(デビットカード)を持つことを強くお勧めします。なぜか?
- ロシアは両替所でのごまかしが多いので、現金両替が危ない。(少額紙幣1枚抜き取り、など些細なレベルですが)
- ロシアでクレジットカードでスキミングをされると使用限度ギリギリまで引き落とされる(不慣れな人がターゲットにされるケースが多い)(なぜか翌週アメリカで300万分の新車がが私のクレカで購入されていた事件もありました)
- ロシア国内で他社カードでキャッシングをすると、所定レート以上に手数料がかかる。
と、上記のリスクを回避できるため、現状でクレディセゾンのデビットカードが最も具体的な手段です。
しかも入会金・年会費や、口座維持手数料も無料なので、持っておいて損はありません。
③ロシアに業務目的で渡航するor 諸事情で滞在可能期間が長い【商用(=ビジネスビザ=業務ビザ)】が欲しい
ビジネスビザ
そんな方にオススメなのが、ビジネスビザです。
ビジネスビザの利点としては、
- マルチプル(入国回数無制限)が選択できる。
- 最長12カ月の滞在が可能(※1)
の2点があげられます。
[aside type=”normal”]※1 180日間に最大90日間迄連続でロシアに滞在できる、という謎ルールが存在するので、一回の入国で最大90日しかロシアには滞在できません。これはロシアで事業法人より給料を受け取ることができる労働ビザとの差別化を図るためのルールです。あくまで出張ベースのビジネスマン向き、といったところでしょう。[/aside]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]ビジネスビザ、と聞くと企業の人しか取れないのでは?と思うかもしれませんが、実は個人でも取れてしまいます。今まで私がビザ取得をお手伝いした人の中には、ロシアにビジネス目的で行く人だけでなく、観光ビザでは期間が足りない(シベリア奥地でトレッキングをする、カムチャッカで山登りとキャンプを楽しむ)人、出会い系サイトで知り合ったロシア女性に会いに行く人、ウクライナ等のロシア周辺国に留学するついでに、いつでもロシアに入国できるようにロシアビザを持っておきたい人・・・など顔ぶれは様々でした。[/voice]
ツーリストビザを入手するためには「空バウチャー」「EVA(電子査証申請書)」が必要でしたが、
ロシアのビジネスビザを取得するには、ロシア外務省またはロシア連邦移住局によって発行された
「招へい状(インビテーション)」が必要です。
ロシアビジネスビザ取得に欠かせない「招へい状(インビテーション)」
招へい状の受け取り方は、大きく分けて以下の5つがあります。
- 「オリジナルレター」・・・連邦移民局によって発行された紙媒体の招へい状(ロシアからDHL等で発送されるもの)
- 「電子招へい状」・・・連邦移民局からロシア領事館に直接送られるバーコード付きの電子招待状。
- 「テレックス」 ・・・電子コードを伴った招へい状で、すぐにロシア領事館に送られ、すぐにビザ発給の準備が整うもの。(時間と費用が最も節約可能)。
- 「連邦移民局の特別認可を受けた会社が発行する紙媒体の招へい状」(ロシアからDHL等で発送されるもの)
- 「商工会議所からの招へい状(CCI)」・・・ ロシア連邦に入国する外国企業の代表者を支援する紙媒体のレター
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]最も一般的であろう、2の「電子招へい状」をオススメします。オリジナルレターはDHLで原本をロシアから取り寄せる必要があり、時間がかかる上に原本紛失のリスクがあります。一方、留学用のビザはオリジナルレターで取得することが殆どです。特にモスクワ大学やサンクトペテルブルク大学等の伝統校は書類文化なので、記録として残すために紙媒体を好むのです・・・ テレックスはシステムトラブルや運営方針で使われなくなってきており、電子招へい状とあまり時間も値段も変わりません。4、5は国レベルのビジネスをする会社や地方自治体、公的なビジネスで用いられます。[/voice]
ビジネスビザ(電子招へい状の場合)の具体的な申請手順
- Travelrussia(ロシアの旅行会社)のウェブサイト等でインビテーションを電子招へい状で手配
- 電子招へい状を受領(同時に大使館や領事館に入電)
- 電子査証申請書(EVA)を作成
- 大使館に「パスポート」、「印刷したインビテーション」、「電子査証申請書(EVA)」の三点セットを提出
- ロシアビジネスビザゲット!
1. まずはインビテーションを手配する
Travelrussia などのサイトで必要情報を入力し、インビテーションを「買い」ます。
Electronic code from the Federal Migration Departmentが電子招へい状です。
書類作成に要する期間とビザの種類によって料金が変動します。
ここでは、1年間(12カ月)有効なビジネスビザのインビテーションを「電子招へい状」の形式で、13日後にメールで受け取る(同時に大使館または領事館に入電する)方式を選択しています。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]オリジナルレターがカッコいいからほしい!という人は、ぜひInvitation letterを選択の上で、Invitation Delivery methodをDHLに指定してください。[/voice]
cities to visit(=訪問地) は適当に入力してかまいませんが、少なくとも
渡航先の都市程度は入力しておきましょう。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]ここで入力した以外の都市に行っても問題はありません。事務処理上で必要なものだと考えて下さい。どこにいくかもわからない外国人を野放しにしたくないのです。[/voice]
Date of Arrival to / Exit from Russia:(=ロシアへの入国日とロシアからの出国日)を指しますが、必ずしも航空券の日付と一致する必要はありません。
[aside type=”normal”]例として、Date of Arrival to / Exit from Russia: が6月15日~7月10日でも、入国日が6月18日、出国日が7月1日で問題はない、ということです。[/aside]
ここで、会社情報を入力します。ロシアのビジネスビザを従業員に取得させたい会社(今回の場合はMOMCOM)が、自社のManagerにビジネスビザを発給する、という建付けになっています。個人で行かれる場合は、Company nameに個人名を記載し、Employer company position にSelf-employed(個人事業主)でOKです。何か質問されたら、「ロシアにビジネスチャンスを見つけるため、まずは個人事業主としてスタートした。観光ビザでは現地調査・交渉をするための時間が足りない為、ビジネスビザを申請させていただくもの。= I’m now planning starting my own business related to Russia and I started as Self-employed. For marketing research and negotiation, tourist visa is not enough and I would like to apply for a business visa. 」のような回答で十分です。
[aside type=”warning”]個人事業主として登録することは可能ですが、ロシア大使館やインビテーション代行業者から登記情報や納税記録を求められることがあります。ここで虚偽の申請をすると、ロシアへ渡航することができなくなります。また、ビザを取得した人間がロシア国内で犯罪行為を働いた場合、個人だけでなく会社が罰せられる可能性があるので、ご注意ください。個人事業主として申請した場合、「納税は次期より。登記情報はビジネスチャンスを見つけ次第 = My own bussines is just a start-up and information related to the bussiness available only after I found chances and started negotiation. 」などの理由は筋が通っているので、ビジネスビザ発給に際しストップがかかることはまずありません。 [/aside]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]ご参考までに、ビザ申請人と会社の因果関係を証明せよ、と求められることもあるので、当時実際に証明をしたMOMCOMさんのレターをお見せします。(MOMCOMさんご協力ありがとうございます)[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]「MOMCOM Co.,Ltdは、****年**月**日に生まれた*****氏が、弊社に2014年4月1日から雇用されていることをここに証明致します。」と、会社の代表者のサインと会社角印入りで証明書を発行の上で提出し、因果関係を証明したそうです。ロシアビジネスビザは発給の厳しさが担当者や時期によって異なるため、常にイレギュラーな対応が必要となることがあります。提出が必要となるかどうかは運しだいですが、少なくとも虚偽の申請は避けたほうが賢明です。[/voice]
2. 電子招へい状を受領(同時に大使館や領事館に入電)
上記は内務省(MBD/МВД)から発行された電子招へい状です。
メールで受領した時点で、既にビザ申請先の大使館、領事館に入電しています。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]下から四行目のInvited byの欄をご覧ください。Travelrussia社に依頼したインビテーションレターは、実際はДеловые Линии, ООО(ヂェラビーエ・リーニイ社)から内務省に申請されました。参考までにリンクをクリックすると、同社の登記情報が見れます。資本金5万ルーブル(8万円程度)でアパートの一室に存在する会社のようで、どうもペーパーカンパニーをかませているようです。ロシアではよくある話で、税金対策その他でペーパーカンパニーがからむことは珍しいことではありません。ヂェラビーエ・リーニイ社の2015年の純利益は100万円に満たない程度なので、税金対策としてのペーパーカンパニーと判断できます。[/voice]
3. 電子査証申請書(EVA)を作成
ロシアビザ申請のための書類を作成します。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]ここのパスワードは、後で再度用紙をダウンロードする際に使うもので、好きなパスワードで大丈夫です。電子申請用紙の番号のメモをお忘れなきよう![/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]今回はビジネスビザなので、業務訪問をプルダウンから選択します。他には就労や留学、文化交流など様々な種類があることがわかりますね。Number of entriesの欄は入国回数ですので、シングルビザは1回、ダブルは2回、マルチはマルチ、と選択してください。今回はマルチプルです。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]今回、Travelrussiaにインビテーション発行を依頼したので、住所はTravelrussiaのものを記載します。また、Invitation numberは電子招へい状に記載されたナンバーを使用します(写真二枚目をご参照ください)。places of visitはバウチャー購入時に記載した都市を入力するのが無難です。ロシアに入国したことはありますか?と聞かれますが、ある場合は記載したほうが良いそうです。一応大使館側でチェックをしており、隠す場合は質問することがあるとのこと。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]東京のロシア大使館で申請する場合はEMBASSYを選択してください。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]こんな感じのフォームができたと思います。画像のものはかなり適当に作ったものです。写真の貼り付けとサイン、日付の記入を忘れないでください。[/voice]
4.大使館にパスポート、インビテーションのコピー、EVAの三点セットを提出
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]メールで送られてきたインビテーションを印刷したもの、EVA、パスポートを大使館もしくは領事館へもっていきましょう!オリジナルレターを選択した方は、原本を提出する必要があります。ちなみに、東京の大使館は一日70名?までと人数を定めており、午前9:30ぴったりに行っても門前払いを食らう可能性が高いです。パスポートを数十冊片手に持っている、旅行会社のビザ申請代行業者様が朝早くから並んでいます。建物に入ったらすぐ順番待ちのレシートを発券して、おとなしく待ちましょう・・・[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]ビザ申請方法は完全予約制に切り替わりました。[/voice]
- 在日ロシア大使館のウェブサイトを通じて申請日時の予約を行い、予約した日時までにビザ部門に向かう。
- ビザ部門に到着後、予約時間になるとビザ部門担当者から名前が呼ばれる。
- 名前を呼ばれた後、窓口に向かい、担当者に必要書類を提出する。
- 担当者がビザ申請書類一式を確認する。
- その後、別の窓口において、引取日が記載された引換券を受領する
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]予約の際に、IDおよびセキュリティーコードが付与され、予約時に入力したメールアドレス宛てに、予約日時やID、セキュリティーコードなどが記載された確認通知メールが送られてます。[/voice]
ウェブサイトの予約方法は、観光ビザ取得の方法で紹介しています。
提出した後にもらえるピンクか黄色の引換券を絶対に無くさないようにしてください。
5. ロシアビザゲット!
申請時に受領した引き換え券を窓口で渡すと、
ロシアビジネスビザが張られたパスポートが手に入ります。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”l fb”]なんと、インビテーション代金123.21ドル(13,500円程)と交通費でロシアビジネスビザが取得できました!ロシアビザ代行業者に依頼すると、コミコミで40,000~60,000円もかかるので、大変お買い得です!代行業者もロシアの企業からバウチャーを購入して、電子申請書を代わりに記入、ビザを大使館まで申請、回収しに行くまでの人件費をチャージとしているとしても、やはり高いかな。[/voice]
合計でいくらの費用がかかったのか?料金シュミレーションをしてみた。
自力でビザ取得する場合 VS 代行業者を使う場合
例えば、あなたが都心からやや離れた場所(八王子)に住んでいるとして、ロシア大使館の最寄り駅である神谷町まで行ってロシアビザを取得するといくらかかるのでしょうか?
結論(ロシアビザ個人手配の場合)
- 観光ビザ(ツーリストビザ)なら約3,000円お得です。
- 業務ビザ(ビジネスビザ)なら約20,000円お得です。
自分で取得する場合のロシアビザ経費+時間(観光ビザ=ツーリストビザ取得の場合)
- 取得するビザ :シングルエントリー30日有効ツーリストビザ
- バウチャー費用:1,500円
- 交通費(*) :3,508円
- 所要時間(**) :半日(ビザ申請時)+半日(ビザ取得時)
合計:5,008円
[aside type=”normal”]
(*)交通費内訳 京王八王子ー神谷町の往復交通費を二回 :片道877円 x 4(ビザ申請時とビザ受領時なので2往復)
(**)純粋な労働時間としての所要時間。申請から受領まで即日-2週間(大使館に支払う追加費用による)待機する時間は含みません。[/aside]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]代行業者に依頼すると、大体の値段が8,000円程度なので、ざっくり3,000円お買い得です。もし都内に通勤や通学で都内に行く機会が多く、定期券をお持ちの方でしたら交通費は安くなります。[/voice]
自分で取得したロシアビザ経費+時間(ビジネスビザ編)
- 取得するビザ :マルチプルエントリー6カ月有効ビジネスビザ
- バウチャー費用:13,500円
- 交通費(*) :3,508円
- 所要時間(**) :半日(ビザ申請時)+半日(ビザ取得時)
合計:17,008円
[aside type=”normal”]
(*)交通費内訳 京王八王子ー神谷町の往復交通費を二回 :片道877円 x 4(ビザ申請時とビザ受領時なので2往復)
(**)純粋な労働時間としての所要時間。申請から受領まで即日-2週間(大使館に支払う追加費用による)待機する時間は含みません。[/aside]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]代行業者に依頼すると、ビジネスビザ1年マルチプルは大体39,800円なので、22,792円の得です!あれ?なんだかビジネスの匂いがしませんか?割高に設定されているのは、ビジネスビザを申請するのはほとんどが企業や団体なので、経費で落ちてしまうからなんですね。そして、ツーリストビザと違って突発的な申請と受領が必要となり、ビザ1枚にスタッフ一人の時間を丸々使う可能性があるので、その人件費の高さも考慮に入れる必要があります。ビザセンターはツーリストビザを安く設定して実績を稼ぎ、ビジネスビザで利益を取るモデルが確立している・・・と言えるでしょう。[/voice]
これで、あなたも今までよりも楽に・安く・早くロシアビザが取れるようになりました。
本記事を読んで浮いた費用は、現地での食事代やお土産代、趣味への軍資金にあてて、ロシアを目一杯楽しんでください。
会社に迷惑をかけないためのロシア情報
私は過去に総合商社に勤務していたこともあり、仕事でよくロシアに行きました。
商社マンは、現地ロシアで友人やお客様の快適な生活をサポートするを期待されている事もあり、「会社に迷惑をかけず・得する」情報を知っておくと重宝されます。
ケース1:私物PCでカフェのWifiに接続し情報漏洩
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/12/anon.jpg” name=”銀行勤務” type=”l fb”]現地視察でロシアに行き、私物のパソコンを使いホテルのWi-Fiに接続し、接待用の店を調べていました。日本に帰ってから分かったのですが、どうやらPCの全データを抜かれていたようで、一部仕事のファイルが入っていたために懲戒解雇になってしまいました。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/12/anon.jpg” name=”メーカー勤務” type=”l fb”]プラント工事に使用する工作機械のメンテナンスで派遣されたとき、私物の携帯(iPhone)にダウンロードしておいたスペックデータを見ながら作業をしていました。何回かホテルのWi-Fiに繋いでデータの送受信をしていたのですが、なぜか一部ファイルが漏洩したようで、社内で大変な騒ぎに。降格ならびに減給の処分となりました。[/voice]
ロシアのフリーWi-Fiは全て盗聴されていると考えてください。個人を狙ったデータスキミングは国を挙げて行っているので、国益になりえる情報を持った人間は全員対象になります。
- 両替所でごまかされる(少額紙幣1枚抜き取り、など些細なレベルですが)、地方の両替所は手数料がエグいのに両替せざるを得ない。
- クレジットカードでスキミングされ使用限度ギリギリまで引き落とされる(不慣れな人がターゲットにされるケースが多い)。
- 他社カードでキャッシングをして所定レート以上に手数料がかかってしまう。
情報漏洩で嫌な思いをしない為にも、せめてVPN接続で私物PCの暗号化対策も忘れずに行いましょう。最も低コストな手段はアバストセキュアラインVPNです。
国を挙げた盗聴・ハッキング対策としてVPN接続(暗号化通信対策)はマストです。
ケース2:デビットカードを持っていない
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/12/anon.jpg” name=”商社勤務” type=”l fb”]プラント案件でロシアに行った時の話です。1週間の旅程でモスクワ~サンクトペテルブルクへ行きました。取引先と食事をしたレストランで使ったコーポレートカードがスキミングをされ、仕様限度ギリギリまでお金が引き出されてしまいました。出張精算の時に経理から指摘され、初めて気が付いたのです。カード会社にすぐに連絡して事なきを得ましたが、社内説明や同行した取引先への裏とりなど本当に死ぬほどムダな時間がかかってしまいました。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/12/anon.jpg” name=”メーカー勤務” type=”l fb”]海外事業の視察でロシア極東に行きました。自分はクレジットカードが嫌な現金主義なので、使う分だけ両替をしようと考えていました。ところがどっこい、ウラジオストクは町を離れると両替所がない!しかもレートが悪く、一人だけひたすら損をし続ける悪循環に陥ってしまいました・・・[/voice]
こんな感じで下記3点が、ロシアで日本人が犯しがちなミスです。
- 両替所でごまかされる(少額紙幣1枚抜き取り、など些細なレベルですが)、地方の両替所は手数料がエグいのに両替せざるを得ない。
- クレジットカードでスキミングされ使用限度ギリギリまで引き落とされる(不慣れな人がターゲットにされるケースが多い)。
- 他社カードでキャッシングをして所定レート以上に手数料がかかってしまう。
上記のリスクを回避できる現状で最も具体的な手段がクレディセゾン銀行のNEO MONEYカードです。
なのでロシアにいく前にクレディセゾンの「Visaプリペイドカード」(デビットカード)を作っておくのがお得です。
入会金・年会費や、口座維持手数料も無料なので、持っておいて損はありません。
ロシアビザ情報に関するご意見・ご要望・情報をお寄せください
※お問い合わせ頂いた情報は、しっかりと目を通させていただきます。
[contact-form][contact-field label=”名前” type=”name” required=”1″][contact-field label=”メールアドレス” type=”email” required=”1″][contact-field label=”メッセージ” type=”textarea” required=”1″][/contact-form]
リアルケースQ&A(2019年11月17日更新)
お寄せいただいた質問に、MOMCOMスタッフが回答したものを掲載しております。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/12/anon.jpg” name=”質問者様” type=”l fb”](質問内容)中国か韓国→シベリア鉄道→モスクワまで行き、その後最終的にスペインまで行き、帰りもロシア経由で帰国、のトータルで3ヶ月の旅行を予定しています。この場合、ビジネスビザダブルの3ヶ月を選択するのが良いのでしょうか。観光ビザでロシアに入り、帰りに第三国でロシアの観光ビザを新規で取得する方法も考えておりましたが、領事館サイトによると、他国では取得できないと書かれておりました。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2019/01/79d799102461230d0274f6924c61c728.jpg” name=”MOMCOM” type=”l fb”](回答)提示して頂いたプランの場合、
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/12/anon.jpg” name=”質問者様” type=”l fb”](質問内容)マルチプルビザを取得する場合、渡航歴の提示が求められる必要はありますか?[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2019/01/79d799102461230d0274f6924c61c728.jpg” name=”MOMCOM” type=”l fb”](回答)マスコミ等に従事している場合は渡航歴を求められる可能性があり
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/12/anon.jpg” name=”質問者様” type=”l fb”](質問内容)商務でロシアを訪問予定です。TravelRussia.suのサイトにはビザ申請に当たりMedical insuranceが必要との記載がありますが事実でしょうか。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2019/01/79d799102461230d0274f6924c61c728.jpg” name=”MOMCOM” type=”l fb”](回答)Medical insuranceが必要となるのは、在日ロシア連邦大使館査証部( https://tokyo.mid.ru/web/tokyo-ja/-13#Page04 )に記載の通りとなります。
シェンゲン協定加盟国(オー ストリア、ベルギー、ドイツ、ギリシャ、スペイン、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ポルトガル、フランス)とフィンランド、エストニア、チェコ、ブルガリア、イスラエルの国籍の方は、外国旅行医療保険の所持が必要となります。下記の書類のコピーを提出してください。
・ロシア連邦内で承認されている日本の保険会社が発行した保険証書(保険料の支払期間が明記された保険会社発行の証明書のこと)のコピー。それぞれの旅行の際、所持している必要があります。
・必要事項を記入した保険カード。
大使館ビザ領事部への確認もおすすめします。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/12/anon.jpg” name=”質問者様” type=”l fb”](質問内容)モスクワのシュレメチポ空港に到着した後、翌日フランクフルトに向かいます。SkyPoint Hotel airportの宿泊予約をしたのですが、ビザは必要になりますか?[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2019/01/79d799102461230d0274f6924c61c728.jpg” name=”MOMCOM” type=”l fb”](回答)一度空港を出る形になる為、必要となるでしょう。また何らかの形で出国扱いにならない送迎方法があるとしても、次の便まで時間がある場合、観光ビザを取得されて外出することをおススメいたします。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/12/anon.jpg” name=”質問者様” type=”l fb”](質問内容)個人事業主でビジネスビザを申請予定です。同事業の専従者である妻も同時に申請予定ですが、どの様に記入したら良いでしょうか?[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2019/01/79d799102461230d0274f6924c61c728.jpg” name=”MOMCOM” type=”l fb”](回答)奥様のPositionはEmployee(従業員)で問題ないかと思いますが、大使館ビザ領事部への確認もおすすめします。[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/12/anon.jpg” name=”質問者様” type=”l fb”](質問内容)ロシア人男性と婚約し今後はロシアに居住予定です。ロシアで結婚が承認されるまでゲストビザかビジネスビザ(最長3ヶ月滞在可能)で滞在予定で、結婚が承認され次第配偶者ビザを取得予定です。しかし、手続きの都合上6ヶ月以上も待たされるケースもあるとのことで、その際は日本に一時帰国する必要があるといわれました。結婚承認までより長く婚約者といるために、何か方法はありますか?[/voice]
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2019/01/79d799102461230d0274f6924c61c728.jpg” name=”MOMCOM” type=”l fb”](回答)ご婚約おめでとうございます。ビジネスビザで1年間や3年間有効のものを取得することは実際にビジネスに携わっているか否かに関わらず可能ですが、180日ルール(действует 90 дней из каждых 180)に該当してしまうため、やはり合計で最長3カ月しか滞在することができません。上記のルールはロシアにて180日以上の滞在をしてしまった際、日本ではなくロシアで納税義務が生じ、ここで脱税が可能になってしまう(日本でもロシアでも補足しきれない)ためにロシア政府が厳格に定めたものになります。現状の解決策としては、次の2通りが思いつきました。
①ロシアのどの地域にお住まいかは不明ですが、日本ビザ所有者とロシアビザ所有者が自由に行き来できる第三国(アルメニアやグルジア、ウクライナ、カザフスタン)で一時的に生活する拠点を設け、かつロシアビザも取得しロシア政府の判定を待つ。
②ビジネスビザではなく就労ビザ(рабочая виза)を取得しロシアで就労、納税を行う - 場合は、上記180日ルールの対象外となります。ただし、この就労ビザの取得は時間が掛ることが多いので、今回のケースですと現実的ではないかもしれません。
①方法ですと、多少のコストはかかってしまうかもしれませんが日本に帰らず、かつロシアへも低コスト・低ストレスで渡航できるでしょう。
もちろん、大使館ビザ領事部への確認もおすすめします。[/voice]
※ビザ発給の状況は常に変化します。当ページの情報に起因するトラブルの責任を負うことは致しません。
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