モスクワ市内の観光スポット特集。旅行雑誌に載らないおすすめエリアを紹介

モスクワ 観光スポット 【学ぶ・知る】

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モスクワの魅力

モスクワの観光スポット

出典:https://wikiway.com/
ロシアの首都モスクワはヨーロッパ最大の人口約1,250万人を抱え、ロシアの政治、経済、文化の中枢機能が集約するグローバル都市です。

モスクワは不思議な街です。札幌をさらに一回り寒くしたような気候の中にあって、歴史的な建築物がひしめく様子は京都のようでもあり、商業施設は活気あふれ貪欲にチャンスを狙う大阪のようでもあり、そびえ立つ都会的なオフィスビルや密集した集合住宅はちょっと冷淡な東京のようでもあります。

そんな親近感とロシアならではの違和感が交錯するモスクワは、最高に楽しい観光の舞台となるに違いありません。

モスクワへのアクセス

日本からモスクワへは直行便があり、飛行時間は約10時間です。入国には観光ビザが必要になります。また、他の国に行く途中でモスクワを経由する場合に、いったん入国する際はトランジット・ビザが必要です。

モスクワの気候

冬は平均最低気温が-13℃になったり、とにかく寒いのでしっかりとした防寒対策が必要です。夏は平均最高気温が26℃で非常に快適です。観光に適したシーズンは6~8月と言われています。

モスクワのトイレ事情

日本にはどこにでも無料で清潔な公衆トイレがありますが、ロシアは違います。街中には有料のくみ取り式簡易トイレがありますが、衛生面で抵抗を感じる人も多いはずです。

まずはティッシュを携帯しましょう。地元の人たちはウェットティッシュを持ち歩いているそうです。そしてホテルや飲食店などで比較的きれいなトイレを見つけたら用を済ませておきましょう

高額紙幣は嫌われる

ロシアではおつりがないという理由で支払いが拒否される場合があります。細かいお金を持っていない客の方が悪いというような風潮なので、機会を見つけてなるべく硬貨を用意しておきましょう。

警察はあまり信用できない

街中でうっかり警察官と目があったりすると「パスポートを見せろ」と言われることがあります。パスポートの携帯は法令で義務付けられているからです。そして何も問題はないはずなのに、滞在登録や到着通知に不備があるといわれることもあるようです。

残念ながらロシアでは、未だに警察官がいちゃもんをつけて賄賂をとろうとする場合があることは、頭の片隅に入れておいてよいかもしれません。
参考:在ロシア日本国大使館「モスクワ滞在・安全マニュアル」

モスクワの観光スポット

「赤の広場」などの有名な観光スポットから、中央軍事博物館やミリタリーショップなどのややマニアックな情報まで、2~3日で回れる観光ルートをご紹介します。

赤の広場

赤の広場写真

 

出典:https://parkseason.ru/
赤の広場はモスクワの中心にある代表的な観光スポットです。毎年5月9日に盛大な戦勝記念パレードが行われる場所としても有名です。

赤の広場周辺には聖ワシリー大聖堂やグム百貨店、国立歴史博物館、レーニン廟、ショッピングモール「オホトヌイ・リャト」、無名戦士の墓、モスクワ川、クレムリンなどの見どころが数多くあるので、初めてのモスクワ観光ならばまずはここを訪れたいところです。

施設の情報

アクセス:地下鉄1号線「オホトヌイ・リャト(Okhotnyj ryad)」駅から徒歩3分/地下鉄2号線「チアトラリナヤ(Teatral’naya)」駅から徒歩5分/地下鉄3号線「プローシャチ・レヴォリューツィ(Ploshchad’ Revolyutsii)」駅から徒歩2分
休場日:戦勝記念パレードなどで閉鎖期間あり
住所:Red Square, Moscow, Russia 109012

クレムリン

クレムリン画像出典:https://www.moscowmap.ru/
クレムリンは旧ロシア帝国の宮殿で、ソ連時代はソビエト共産党本部となり、現在はロシア連邦の大統領府や大統領官邸として使用されています。このことから、クレムリンは「ロシア政府」を意味する単語としても使用されます。

実はクレムリンは英語で、その由来となるロシア語の「クレームリ」は城塞を意味しています。クレームリはロシア各地にありますが、単にクレームリといえばだいたい「クレムリン」のことを意味します。あえて区別する場合は「モスクワのクレームリ」と言ったりもします。

クレムリンの一部は観光客向けに開放されており、帝政時代の巨大な鐘や大砲、ロシア正教の大聖堂、「武器庫」という名前の歴史博物館などを見ることができます。

施設の情報

アクセス:地下鉄1号線「ビブリオチェーカ・イーメニ・レーニナ(Biblioteka Imeni Lenina)」駅から徒歩2分/地下鉄3号線「アルバーツカヤ(Arbatskaya)」駅から徒歩5分/地下鉄4号線「アレクサンドロフスキー・サート(Aleksandrovskij Sad)」駅から徒歩3分/ 地下鉄9号線「ボロヴィツカヤ(Borovitskaya)」駅から徒歩3分
開館時間:10:00~17:00(チケット売り場:9:30~16:30)
休館日: 木曜日
住所:Kremlin, Moscow, Russia 103132

モスクワ・シティ

モスクワ・シティ

出典:https://anashina.com/
モスクワ・シティはモスクワの金融街となっている高層ビル群です。中でもフェデレーション・タワーは高さ374mを誇るヨーロッパ最大の高層ビルになります。この場所は2015年の段階では荒れ果てた工事現場に過ぎませんでしたが、その後たったの4年でロンドンやマンハッタンのような近代的な高層ビルが立ち並ぶようになりました。

本来はオフィスビルでありビジネス用の施設なのですが、中には展望台やレストラン、映画館、フィットネスクラブ、ショッピングモール「アフィモール・シチ」などがあり、モスクワの新しい観光スポットとしても注目されています。

施設の情報

アクセス:地下鉄11号線「ジェロヴォイ・ツェントル(Delovoy Tsentr)」駅から徒歩すぐ/地下鉄4号線「ヴィスタヴォチナヤ(Vistavochnaya)」駅から徒歩すぐ
営業時間:10:00~22:00
定休日:なし
住所:Presnenskaya Naberezhnaya, 2, Moscow, Russia 123112

アルバート通り

アルバート通り

出典:http://mosprogulka.ru/
アルバート通りは約1kmの石畳が続き、常に多くの観光客で賑わう歩行者天国です。古くからロシアの画家、作家、学生たちに愛されてきた場所でもあります。通り沿いには観光客向けのカフェや雑貨店などが数多く立ち並んでいますが、1980年代に観光地化するよりも以前は書店街だったそうです。

施設の情報

アクセス:地下鉄4号線「アルバーツカヤ(Arbatskaya)」駅から徒歩すぐ/地下鉄4号線「スモレンスカヤ(Smolenskaya)」駅から徒歩1分
営業時間:24時間
定休日:なし
住所:Arbat St, Moscow, Russia 119002

戦勝記念公園(ポクロンナヤの丘)

戦勝記念公園(ポクロンナヤの丘)

出典:https://mos-holidays.ru/
ポクロンナヤの丘は第二次世界大戦(ロシアでは「大祖国戦争」と呼ばれます)の戦死者を追悼するためのメモリアルパークです。記念碑や慰霊碑の他、聖堂やモスクがあり、また戦時中に使用された多数の兵器が展示されています。

地下鉄駅から中心部のモニュメントに至る通り沿いにはカフェや売店が並んでおり、観光目的でも訪れやすいように配慮されています。

フランスのナポレオンがモスクワに攻め込んだ際(ロシアでは「祖国戦争」と呼ばれます)、ナポレオンはモスクワを明け渡すロシア側の使節団をこの丘で待っていましたが、待ちぼうけをくらったという逸話があります。

施設の情報

アクセス:地下鉄4号線および8号線「パールク・ポベーディ(Park Pobedy)」駅から徒歩すぐ
開館時間:火、水、木、日曜日は10:00から20:30(チケット売り場は20:00まで)/金、土曜日は10:00から21:30(チケット売り場は21:00まで)
休館日:月曜日
住所:Ploshchad’ Pobedy, 3, Moscow, Russia 121170

▼戦勝記念公園内にある大祖国戦争博物館。徴兵年齢前の若者を対象としたスポーツ大会の閉会式だそうです▼

トレチャコフ美術館

トレチャコフ美術館

出典:https://progulkipomoskve.ru/
トレチャコフ美術館は、19世紀に貿易商として成功したトレチャコフ家の私設ギャラリーを起源とするモスクワの代表的な美術館です。コレクションは18万点以上におよび、特徴的な美術館の建物はロシアの文化遺産に指定されています。

トレチャコフ美術館は映画の一コマでも使われるような素敵な観光スポットです。有名なソ連映画「モスクワは涙を信じない」では、トレチャコフ美術館へ出かける予定の若い女性主人公に対し、同居する友人が「ひとつアドバイスをしてあげる。トレチャコフは旅行者ばかりで地元のいい男はいないわよ」と主張するシーンがあります。真面目な主人公は呆れがちに「男を探しに行くんじゃなくて絵を見に行くのよ」と反論します。

施設の情報

アクセス:地下鉄6号線および8号線「トレチャコフスカヤ(Tretjyakovskaya)」駅から徒歩3分/地下鉄2号線「ノヴォクズネツカヤ(Novokuznetskaya)」駅から徒歩5分
開館時間:火、水、日曜日は10:00から18:00/木、金、土曜日は10:00から21:00(チケット売り場は1時間前に終了)
休館日:月曜日
住所:Lavrushinsky Ln, 10, Moscow, Russia 119017

ロシア現代史博物館

ロシア現代史博物館

出典:https://mos-holidays.ru/
ロシア現代史博物館は過去150年のロシアの出来事を、さまざまな展示物をとおして学ぶことができる博物館です。農奴制の廃止、日露戦争、ロシア革命、集団化、独ソ戦、宇宙開発、ペレストロイカ、ソ連崩壊、プーチン政権、クリミア併合と、現在に至るまでのロシアの歴史の流れを追うことができます。

外見はあまり変わっていませんが、最近になって内部の改装工事が進められていて、かなりきれいで現代的な展示になっています。併設されているミュージアムショップも観光客には好評で、ロシア好きにはたまらないユニークな商品が数多くそろえられています。

施設の情報

アクセス:地下鉄2号線「トヴェルスカヤ(Tverskaya)」駅から徒歩1分/地下鉄2号線「プーシキンスカヤ(Pushkinskaya)」駅から徒歩1分/地下鉄4号線「チェーホフスカヤ(Chekhovskaya)」から徒歩2分
開館時間:火、木、金、土、日曜日は11:00から19:00/水曜日は12:00から21:00
休館日:月曜日
住所:Tverskaya St, 21, Moscow, Russia 125009

▼ロシア現代史博物館の公式ツイッター。日露戦争のプロパガンダポスターだそうです。ツイートでは日本が宣戦布告前に攻撃したことを強調しています▼

中央軍事博物館

中央軍事博物館正面

出典:https://rvio.histrf.ru/
中央軍事博物館は帝政ロシア軍からソ連軍、そして現在のロシア軍へ至る軍の歴史を知ることができる大きな博物館です。展示物は約80万点におよび、野外展示場には約150点の火砲や戦車、ミサイル、航空機などが並んでいます。

中でも注目される展示物は、1960年にソ連領内で撃墜されたアメリカ軍U-2偵察機の残骸です。この偵察機は撃墜されるまで存在が極秘扱いされていたもので、撃墜された機体は日本の厚木基地に所属していたこともあったそうです。

また、第二次世界大戦末期のソ連軍による対日作戦についても触れられていて、ろ獲された旧日本軍の銃火器や日本刀などが展示されています。

施設の情報

アクセス:地下鉄10号線「ドストエフスカヤ(Dostoevskaya)」駅から徒歩2分
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日、火曜日
住所:Ulitsa Sovetskoy Armii, 2, Moscow, Russia 129110

ミリタリーショップ「アルミヤ・ラシー」

ミリタリーショップ「アルミヤ・ラシー」

出典:https://oaovoentorg.ru/
ヴォエントルクを名乗るミリタリーショップはたくさんありますが、赤い星が目印のヴォエントルクは、2008年の大規模な軍改革の一環として行われた軍サービスのアウトソーシング化に伴い設立され、ロシア軍に正式な被服装備を納品している企業です。

モスクワ市内には「アルミヤ・ラシー」という名前のヴォエントルク社公式店舗が4店舗ありますが、ここで紹介しているのは2016年にアメリカ大使館の目の前で出店された店舗です。2017年には店舗の窓ガラスにトランプ大統領のポスターが張り出されるなど、何かと話題となっています。

施設の情報

アクセス:地下鉄4号線「スモレンスカヤ(Smolenskaya)」駅から徒歩5分/地下鉄5号線「バルリカドナヤ(Barrikadnaya)」駅から徒歩5分
営業時間:10:00~21:00
定休日:なし
住所:Novinskiy Bul’var, 18, Moscow, Russia 121069

カフェ「ムームー」

カフェ「ムームー」

出典:https://www.cafemumu.ru/
カフェ「ムームー」はモスクワに43店舗を展開するロシア料理チェーン店です。モスクワに行けば必ず目にする牛のマークが目印です。ロシア人にとって牛の鳴き声は「モーモー」ではなく「ムームー」なのだそうです。ここで紹介しているのは、アルバート通りの店舗です。

観光スケジュールがつまっていて手軽にロシア料理を楽しみたいなら、ムームーのような「スタローヴァヤ」と呼ばれる形式のお店ですと料理がすぐに食べられますし、注文の仕方も分かりやすくお値段もそれなりです。

日本のレストランは日常的に気軽に入れるイメージですが、ロシアで「レストラン」といえば、何か特別な日にゆっくりと会話を楽しみながら、贅沢な食事をする場所といった感じになります。多くの場合コース料理で注文の仕方もややこしいですし、料理が出てくるのも遅く、お値段も高めですので、目的によって使い分けるとよいでしょう。

施設の情報

アクセス:地下鉄4号線「アルバーツカヤ(Arbatskaya)」駅から徒歩1分
営業時間:平日9:00~23:00、土日祝日10:00~23:00
定休日:なし
住所:Ulitsa Arbat, 4, стр. 1, Moscow, Russia 119019

いざ魅惑の都市、モスクワへ

モスクワの有名スポットから、ちょっとニッチな魅惑のエリアまで余すことなくご紹介しました。日本からは遠い都市ですが直行便もあるので、意外と楽に渡航出来ます。

近くて遠い国ロシアの、首都モスクワへ行って刺激的な旅行を楽しんでみてくださいね。

まだまだディープなロシア観光ネタ、いかがですか?

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