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道路と聞くと
何を思い浮かべます?車を思い浮かべますよね?
道路は古代から、ヒト・モノ・カネを運ぶための戦略的に重要な施設でした。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]日本にも、いわゆる軍用道路としての性格を持っている道路があります。相模原には旧日本陸軍の、横須賀には旧日本海軍の一大拠点があり、戦後は多くの施設が米軍や自衛隊の拠点へと変貌しました。その拠点同士をつなげるのが国道16号線です。[/voice]
ヨーロッパでは、どうやら急ピッチで道路の整備が行われているようです。なんででしょう?
ヨーロッパで道の整備が急がれる理由
が、3月下旬に一斉に欧米のメディアで報じられました。
これはブリュッセルで発表された欧州委員会の文章の内容が衝撃的だったからです。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]これはポーランドのとある道路です。ちょっと舗装が弱いですが、風情があっていい・・・わけではなさそうです。なぜでしょう?[/voice]
ブリュッセル文章の内容
は、以下の通りです。
- 現在、特に重くてサイズが大きい軍事装備をEU中にどこでも迅速に輸送することはできない
- EU諸国の道路、橋および鉄道は、軍用機材の輸送に適しているかどうかについて2019年の終わりまでに試験されるべき
- 2020年からの改修のための追加資金は、欧州連合(EU)の予算から配分される。
これは、ロシアと欧米諸国との関係が悪化する中、
EUは各加盟国間での軍隊や軍備の移転を促進するつもりなのです。
NATO VS ロシア
ロシアと国境を面しているNATO諸国は、防衛に予算を多くは裂けません。
その最たる例として、ポーランドがあげられます。
ポーランドの政治家カチンスキは、ロシアを常に恐れていました。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/04/f81fd2e4c52864042852c112ce927ae2.jpg” name=”カチンスキ” type=”l”]グルジアに侵攻したロシアは、後にウクライナをターゲットにした。そして最終的には、ポーランドとバルト諸国が餌食になるかもしれない。[/voice]
と、NATO VS ロシアの対立構造を前から注意喚起していました。
それが今や、現実の脅威となっているのです。
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]上の写真では、NATO軍の装甲車が一般道路を走行していますが、かならずしもEU全土でこのように展開することはできないのです。[/voice]
まとめ:EU道路事情
- NATOとロシアとの対立が激化している
- 軍隊をすぐに展開するために、道路の整備が進んでいる
- ロシアと隣接するEU加盟国をEUは全力で支援している。
おまけ:報道
[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]ロシアではこのニュースが結構流れていて、ロシアの安全保障を邪魔している!という反発が起きています。[/voice]
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