少年兵

というワードはご存知かと思います。
紛争が頻発している地域では、多くの子供たちが強制的に徴兵され、国際的な問題にもなっています。
しかし、どこからが国際社会から批判される少年兵なのでしょう?
少年兵(しょうねんへい)あるいは少女兵 (しょうじょへい)(英: Child soldier)、は、18歳未満の子供の兵隊のこと。特に、陣地を守らせたり、プロパガンダを提供するために、軍事活動に強制動員する場合を指す。(ウィキペディア)

しかしこの少年兵、発展途上国だけの問題ではありません。
先進国では通常の教育機関だけではなく、未成年に軍事訓練を施す国防省管轄下の学校が存在します。

ロシア連邦
では、軍事教練の科目、通称NVPが通常の学校にも存在します。
肉体的・精神的な訓練だけでなく、国としての哲学や歴史を扱ったとても面白い内容ですが、
今回は訓練の様子を写真を交えて紹介します。

訓練の様子

銃の取り扱いの基本から学ぶ























目的は?
このような基本的な訓練を施すには、相当なコストがかかります。
ロシアの軍事教練は一貫したコンセプトを保ち続けています。それは、
国民に自国の政治経済・軍事的状況に常に関心を持たせる、ということです。

まとめ:秘密の軍事訓練
- いわゆる「防衛学校」の生徒は少年兵とは言われない。
- 国民に自国の政治経済・軍事的状況に常に関心を持たせる為に、学校で軍事教練を行う国がある。
- 「少年兵」というワードは同情を誘うために、メディアに悪用されがちである。