【ロシア商業施設火災】社会主義国時代の悪習慣が原因?

商業施設で火災がありました

https://ria.ru/incidents/20180326/1517235012.html より引用

ロシア・西シベリアのケメロボ中心部にある大型ショッピングセンター「ジムニャヤ・ビシニャ」で25日午後5時(日本時間同7時)ごろ、大規模な火災が発生した。タス通信などによると、子供9人を含む37人が死亡、80人以上が負傷した。当局者の話では子供41人を含む60人以上が行方不明で、犠牲者は更に増える可能性がある。 毎日新聞より

と、痛ましい事件が起きてしまいました。

この手のショッピングセンターは旧ソ連諸国どこの町にいっても存在し、

地元の消費活動の中心になっています。

ユーリ(Yuri)
日本でいうイオンを思い浮かべてもらえれば、イメージしやすいでしょうか。

しかし、犠牲者の数がちょっと多いと思いませんか?

ロシアのニュースサイトでも見解がかなり分かれていますが、

その中でも3つを選んでご紹介します。

理由その1:放火

「ライターを持った子供を見た」という証言が日本のニュースサイトではよく見られますが、

そんな目撃者、本当にいるんでしょうか?都合のいい嘘に決まってますよね。

ショッピングセンターの経営者からすれば、放火ならば保証金がおります。

こんな都合のいい一言で片づけてはいけません。

理由その2:避難経路が閉ざされていた

このショッピングセンターは、小売業者を一つの階に詰め込んだような形で営業していました。

地方にあるショッピングセンターの場所貸しの広告より抜粋

上の写真のように、小売業者がひしめきあっている様子がわかりますね。

そして、借りたスペースを最大限以上に活用しようとして

  • 通路を商品でふさぐ
  • 消火器を取り外してデコレーションをつける

などの違法行為が続発しています。

では、消防法などは存在しないんでしょうか。

理由その3:消防法とはびこる不正行為

最上階には、子供用の遊戯スペースもありました。

ボーリング場もある、典型的なロシアのショッピングセンターです。

が最たる原因の一つです。

ロシアでは3年に一回の消防検査があり、さらに抜き打ちの検査も不定期で行われます。

しかし、捜査官に賄賂を渡して検査を済ませてしまうことが多々あるようです。

 

ユーリ(Yuri)

モスクワでは過去7年間、消防法検査員が賄賂を受け取ったケースはないらしいが、地方では人手不足で検査が追い付かない場合や、そもそも法令順守意識が低い検査員が多く問題視されている。

ロシアでの不正行為と収賄の結びつきはとても強く、それは書類文化に起因するという一説があります。

たった数分の検査のために

  1. 何十枚もの書類を用意するだけでなく
  2. それ以上のハンコを求められる

という、社会主義時代のプロセスが至る所に散見されるのがロシアなのです。

ユーリ(Yuri)
コンビニに行って公共料金を払うノリで賄賂を払っていた時代がまだ続いています。

まとめ:なにが事故の原因だったのか

  • 小売業者がルールを守らず、防火通路をふさいで商売を行うケースが多い
  • それを防ぐ消防法は存在するが、検査員がしっかりとチェックしていない
  • 地方では賄賂によって悲劇が起きることが多々ある。
ユーリ(Yuri)
書類文化とハンコだらけの承認文化が不正を呼び起こす・・・なんだか日本でも同じことが起き始めていませんか!?

【翻訳してみた】ロシアの腐敗事情を一目で理解するインフォグラフィック

2018.03.04

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【略歴】貿易会社、情報機関で長く働いていました。
【興味関心】テクノロジー/金融/軍事/宗教心理学/マーケティングです。
【運用言語】多言語対応(メインは日・英・露+αで数ヶ国語)
【ひとこと】現在は本業の他にMOMCOMのアドバイザリーを兼任しています。