【みんな大好きお金の話】なぜウクライナ兵士の装備で『銃』が無料(0円)なのか?

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装備って何かとお金かかりませんか?

古今東西、家計を圧迫するのが「服装(コスチューム)」です。

「服(コスチューム)」と一口にいっても、サバイバルゲームやコスプレなど対象は様々です。

ちなみに、サバイバルゲームの服装を本格的に揃えようと思った場合、本格的なモデルガンを買うのに10万円程かかることも少なくありません。

というわけで、前回ウクライナ軍の兵士をモデルに、兵士が戦場に行く時に持っていく物にかかるコストを紹介したののに続き、「国は兵士の装備にいくらコストを費やしているのか」をテーマにウクライナ兵を取り上げます。

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”え!?兵士なのに、そこにお金はかけないの?!

まずは、ウクライナ軍の支給品の価格(軍が調達する価格)をご覧ください。

武器 カラシニコフ自動小銃=無料が圧倒的に目を引きますよね。

そうなんです。ソ連時代に使用されていたお下がりのライフルは無料なんです。

加えて「兵士の迷彩服に統一感が欠けるな」と感じました?

さすがです。

なぜ服装がごちゃごちゃしてるのか?

実は、兵士それぞれが勝手に市販品と支給された物を組み合わせて使うことが許されているのです。(つまり兵士が好きな格好でお洒落しても良いということ。)

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基本的に、日本の自衛隊ではこう行ったお洒落個人プレーは許されていないようですね。

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[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]サバゲーでも、自分の武器が無料で手に入れば最高ですね![/voice]

なぜウクライナ軍はタダで銃を提供できるのか?

とはいえ流石に、ソ連時代のお下がりのライフルだからってタダで銃を配れるなんて違和感がありますよね。

調べてみると、これには深い訳がありました。

2006年には、ウクライナは世界第6位の軍用銃火器在庫を保有していた。

180万人近くの軍事要員(100万人の予備役を含む)に約700万挺の軍用小型武器が割り当てられた(1人当たり5.9挺の過剰在庫)。

旧ソ連から「予期せぬ負担」として継承されたこの大規模な冷戦時代の遺産は、紛争地域のキープレイヤーに対し転売され続け、外貨獲得の手段の一つであった。

ウクライナは、余剰の銃火器を整理することを外交の第一の目標としている。

そうです。タダで武器をもらったというより、お下がりを在庫処分として押し付けられたというのが実情に近い様です。

コストを抑える衝撃の節約術の裏にある複雑な歴史

  1. ソ連軍の武器庫としてウクライナは機能していたが、崩壊後は所有者がいなくなった。
  2. その武器はすべてソ連の資産であったが、ソ連崩壊の混乱で所有権が曖昧になったままで、転売され続けていた。
  3. 今は国際的な目が厳しいので、その武器の合法的な処分に追われている。

これが、ウクライナの兵士の装備で銃が無料(0円)である裏事情です。

http://www.yaplakal.com/forum2/topic340882.html?hl= より引用

http://old.atn.ua/newsread.php?id=34128より引用

[voice icon=”https://momcom.site/wp-content/uploads/2018/02/tunnel3.jpeg” name=”ユーリ(Yuri)” type=”r fb”]在庫は管理にも処分にもコストがかかるので、軍としては消費してもらうのが一番、という考えがあるのでしょうね。[/voice]

まとめ

ウクライナ東部に展開する兵士の支給されるライフルは全部タダ、ただし旧ソ連製のアンティーク。

その裏には、涙ぐましい在庫の管理・処分コストの戦いがあるようです。

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